これもしかして反日問題の人達が代理戦争してたりしないよね?

teruyastar.hatenablog.com

これ書いた後の雑感です。

マクニールさんはミンストレル・ショーを日本人が知らない事を問題とし、それが海外のメディアで取り上げられたら日本が無知であるという恥をかくという心配をしていました。

マクニールさん自身は差別の意図がない文脈をしりつつ、アメリカ人もその文脈を読み取った上でも、それでも世界の常識を知らない日本が恥をかくことになるだろうと。

結果それがアジア欧米含む海外のメディアやBBCでも放送され、マクニールさんも出演し、日本の無知が海外に大きく報道されました。ただそれは黒人の歴史に配慮すべきだという意見と、日本で黒人差別の歴史がないのだから、アメリカの歴史や文化を押し付けるのはよくないという両論併記。海外のTwitterや、facebookでも大きく議論と。

結局日本が無知であることがバレたので、そこはもう前提条件。ミンストレル・ショーのことも、僕みたいに調べる人がでたり、ある程度日本人の知ることとなりました。

浜田が黒塗りをしてるのに、アメリカ在住の黒人が怒るかどうかは個別案件で、さすがに文化を押しつけることはできないですから、嫌なら日本のTVを見ないという選択を取るでしょう。日本人でもそれを良しとしない人はガキの使いを見ないでしょう。

でも実際日テレ側は、視聴率の原理で動くからだったら配慮するんじゃないかと。これまでも「いじめられて傷つくかもしれない子」に配慮し、「女性の権利で傷つくかもしれない人」に配慮し、「子供の情操教育に影響があるかもしれない」に配慮し、「DVで傷つくかもしれない人」に配慮し、「食糧事情に苦しんで傷つくかもしれない人」に配慮してスタッフが美味しくいただき、「この言葉で傷つくかもしれない人」で言葉に配慮してきたので、次は「黒人差別問題で傷つくかもしれない人」に配慮すると思います。*1

なので、、BBC放送されて、両論併記の論議がでた時点で、無知がバレて恥もかいたから、議論は沈静化するんですよね。個別の本人達は見るか見ないか自由だし、塗るか塗らないかも強制できない。

なのになぜかまだ、ホットエントリーなどで延焼して話題が続いてる。マクニールさんが提供した動機はもうなくなったのに。次の黒塗りやアメリカ黒人が出てこない限りは燃料がないのに。これ以上なにか議論する動機があるのか?

そこで僕の記事も反論コメントをもらって、当のマクニールさんやベックさんが言うような文化の盗用や、ミンストレル・ショーにつながる黒人を使うべきという意見は関係ないと。

筆者の指摘についてですが、黒人差別の象徴であるブラックフェイスが今回問題になったのであって文化の盗用と今回の件は関係ありませんし、番組の意図も分かってるので代わりに黒人を使えば良かったという話でもありませんよ。

大事なのは意図ではなく日本に移住してる黒人がどう感じるかという結果です。

 マクニールさんはミンストレル・ショーの存在を教え、多分黒塗りでてくる可能性が極力減ったことで目的を達成してますので、後は次に声を上げてくるアメリカ黒人がいない限り、配慮が大きすぎると思います。海外で文化や歴史の押し付けが議論になるように、マクニールさんの意見がアメリカ黒人代表というわけではないので。

で、反論に返信コメントしてて一番引っかかったところがここ。

>>日本人の他人に対する気づかいや配慮の精神が歴史問題にまで回らないのは、悲しいことに昔から疑問に思いますね。

歴史問題を昔から??

え!? ちょ、ちょっと待ってください。「日本に傷つけられた外国人に配慮したい」というフレームを中国や韓国の反日問題と同一視してませんか?
反日問題で日本を非難する側が有利になるようなポジショントークを無意識にしてませんか?


中韓は、反日で政治基盤が強くなるので、謝罪も誤解も善意もひっくるめて引き伸ばすメリットがある以上、議論してもどうしようもないと思いますよ。

この方がそうじゃないとしても、 海外の声なき被害者に最大限配慮したいという、100%善意で動いてる日本人はたくさんいるので、今の延焼の動機はここにあるんじゃないかと。まあ僕の勘違いかもしれませんが。

 

 

*1:視聴者に配慮するほど視聴率落ちてるようにも見えますが。