teruyastarはかく語りき

TVゲームを例に組織効率や人間関係を考える記事がメインのようだ。あと雑記。

自己責任教信者から、環境責任信者への問答。

ブクマでdisったらめったにないidコールもらったので、
せっかくなので専用で記事かいてみる。
(といっても、ここまで書いてきた奴の編集ね)

議題はこれ

ここギコ!: 成功の軸としての笑いと嗤い
http://kokogiko.net/m/archives/002106.html

もちろん、弾さんの感覚則を否定しておきながら
自分も感覚則を提示して申し訳ないのですが、
確かに笑いが、同レベルにある集団の中で
一歩先に行くためのブレークスルーになることは、十分にあると思えます。
年収2000万円と年収3000万円の違い、年収300万と年収350万の違い、
時給800円と時給820円の違いは、
確かにより多く笑った人が後者を勝ち取る可能性は十分にあると思えます。
しかし残念ながら、時給800円が年収300万、年収300万が年収2000万
というようなブレークスルーにおいては、
上記反例に示したとおり、笑いは重要なファクターでは絶対にあり得ない。

僕は弾さんを支持したわけだけど、
弾さんは自分がうまくいった秘訣の最上級に「笑い」をもってきてたので
笑いとかはそういう次元の違う成功には関係なくて、
むしろそう言ってしまうと、勘違い信者(俺のことか?w)
が増殖して有害ですらあると。
そんな感じ。意訳ねw

まずはトンデモ論から引用

字幕.in | The Secret ザ・シークレット DVD 最初の20分
http://jimaku.in/w/_b1GKGWJbE8/ae1POlJjQMK


毎回このビデオ出すことないんだけど、
むしろ環境責任信者にははらわた煮えくり返るようなビデオだけど、
引用したいのは、
「自分の手紙(ブログ)や言葉を見返してみなさい。
 うまくいかない連中は、
 自分がどれだけダメな奴か、
 どれだけ借金をしているか、
 どれだけモテないか、
 どれだけ運がないか、
 どれだけ周りが悪いか、
 と自分や他人のダメなところにばかり集中している。
 まるでディズニーランドで、
 ゴミ箱と、トイレと、ドブと、残飯を見てきて
 ”パレードも良かったけど、ディズニーランドはあまり面白くないね”
 といって帰ってくるようなものだ。
 それだけの時間とエネルギーをかけてダメなところに集中するのじゃなく
 同じ時間とエネルギーで
 ダメな自分でも楽しく生きる方法や、
 お金を楽に儲ける方法、
 ブサイクでもモテる方法、
 少しでも運を引き寄せる方法、
 に時間とエネルギーを使ったらいい。
 そのときあなたは笑っているだろう。
 ダメなことには無限に近いエネルギーを使うのに
 都合のいい成功はありえないと1分もたたないうちに
 自分を信じず、ダメな思考に塗り替えるから
 あなたは諦めも、ダメなところも実現してることになる」


これも意訳ねw



トンデモってのは認めるw
俺も普通じゃないと思うよこれw
害があるってのもその通りかもしれない。
だってこれに強烈に反発して、
「こんな夢見たいな話はありえない!!!」
と願ってそれがかなってしまうのだから^^;
この意味で僕が批判されたのも非常によくわかるんだ。
こういうトンデモが広がるほど、
自分を信じきれる奴はますますうまくいき、
信じきれない奴はますますダメになっていく。


これをどう理解するかってのは全然筋道わからんのだが、
いつか気づくだろうとお気楽にしておこうw
とりあえず、思考を集中するのはダメなところじゃなく
自分や周りの人の良いところに集中するほうが
当然奇跡起こりやすい。

昔の自分と、身近な環境責任信者の場合


が、いたのよw
社内でトップセールス叩きだすぐらいの人なので
よほど成功してるかと思いきや
借金まみれw
そして政治の批判、
会社の批判、
他人の批判、
親戚の批判など、
プライドは高くて、
自分のことは棚に上げて正義を振りかざし、
苦労が絶えない。


僕がダメだったころは
やっぱり自分のダメな所と、
他人のダメな所にばかり集中していて
何もうまくいかなかった。


そして全国一とか、
そうでなくても職場一とかになる人を
会社で一緒に仕事することあったけど
彼らはとてもいい笑顔で笑う。
仕事が楽しいんだろうね、と思って聞いたら
どちらも、
「仕事は楽しくないけど、人を笑わせるのが楽しい」と言ってた。


彼らが僕の10倍凄い能力をもってるかというとそうでもなく
とにかくひたすら要領がいい。
アピールするにも、仕事を省略するにも全部
うまくいくように自信をもってやってた。


僕はなぜか
自分のダメなところを隠さずに拡大アピールして
良いところは威張るもんじゃないからと隠すようにしてた。
仕事は省略するもんじゃなく与えられた全部を引き受けて
真面目にこなすべきだと思ってた。
全部できるわけないのに、、、、
もちろん周りの対応は悪循環。
信頼が築けないからダメな奴のレッテルを貼られ
ますます仕事がしにくくなる。
この頃は
「不器用でも真面目に言われたとおり正しくやってるんだ、
俺は間違ってなんかない。
周りがそれをちゃんと分かってくれて、
効率的な指示をしてくれたらいいのに!
こっちは逆らえないんだから、
彼らが完璧であってくれないと困る!!」
(多少誇張してるとはいえ、かなりイタイ少年w)
とか思ってまして、
まさにこの思考が悲惨な結果を生み出すには充分なわけですよ。


なので僕が見てきた範囲の社会でも、
「笑い」が「引き寄せの法則」でもバッチリ当てはまるのです。


乙武さんはなぜ結婚できたのか?


五体不満足―完全版 (講談社文庫)五体不満足―完全版 (講談社文庫)乙武 洋匡

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stars仕方がない
stars著者でなければできないことに気がついてもらいたい
stars恵みとは
stars想像力の乏しい健常者達
stars心を打つ熱いものは得られなかった。

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これを出せば、環境責任信者は黙らざるをえないだろう、、、、
と思ったら、「著者でなければできないことに気がついてもらいたい」って感想はなんだww
このセリフは同程度の障害を抱えた人でないと言えないぞww
(たぶん、環境責任信者じゃなく障害者の人なんだろうけど)


もひとつワーキングプア以下の子供たち


高収益会社Googleと極貧層の子供たち - あるSEとゲーマーの四方山話
http://finalf12.blog82.fc2.com/blog-entry-627.html


ここで一回記事にしたのだけど、
引用記事はこっち、
どっち見てもOK。


ワーキングプア以下のどん底からはい上がる人たち - 劇場管理人のコメント - 分裂勘違い君劇場グループ
http://fromdusktildawn.g.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20060725/1153789206


でまあ、インドの子供たちも、乙武さんも、弾さんも、ニートも、
ワーキングプアも、あまり対して変わらないのだけど、
精神的に負けてる人ほどこれに優劣をつけてる気がする。


乙武さんは、
決して自分のもってない物に集中せず、
障害すら「個性」と持てるものに変化させた。


インドの子供たちも、
他のインド貧民とは違い自分たちの環境や運命を嘆かず
最後まであきらめなかった。


笑いとか、引き寄せの法則とかはトンデモで、
大成功や、奇跡の類には
次元の違う話だなんてまさにとんでもない。


障害を障害としてマイナス面ばかりに集中してたら
今の乙武さんはありえなかった。


インドの子供たちだって他の貧民と同じく
運命と環境を呪ってたら、こんな自立はありえなかった。


彼らは環境責任信者がとても笑える状況でないところでも
笑って、願いがそうなるように生きてきたのだ。
持ってないものを数えはじめたら、
それを他人の分まで数えたら、普通の人でもキリがないじゃないか。


もひとつトンデモ。脳検索の話。


ひとつトンデモ科学的に、解説。
以下の紹介本も全部トンデモ本。


「心のブレーキ」の外し方〜仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー〜
「心のブレーキ」の外し方〜仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー〜石井 裕之

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stars……コレ、ちょっと酷くね?
stars確かにその通りだが
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stars今現在苦しんでいて、現在の状況から脱却したいと願う素直な人に読んで欲しい!
stars自己リーダーシップの入門かつ実践の書

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この本に書いてあったのだけど
脳は一度思考をめぐらしたら答えが見つかるまで
自分の脳内や、逐次入ってくる情報から「つじつまの合う答え」
を見つけるまで検索をやめないという。


これは何も「正しい答え」である必要は無く
脳的には「つじつまがあってればいい」わけで
ダメな自分を検索しはじめたら、
Googleみたに何千ヒットとか平気でかえしてくるし
これに納得できるヒットがあれば終了。
あとはダメな理由道理に実行するだけ。
じゃなければずっと探し続ける。


こういう余計な情報を複数検索していると脳のパワーも当然落ちる。
何かが気になって仕事が手につかないとか、、、
昔のトラウマを思い出すたび、なんども自分を傷つけるとか。


だから、願いにしろ、思考にしろ
ポジティブであるにこしたことない。
検索しないことには、ヒットすらしないのだから。



変な人が書いた成功法則 (講談社プラスアルファ文庫)
変な人が書いた成功法則 (講談社プラスアルファ文庫)斎藤 一人

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starsまぁ正答なんでしょうけどね…
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日本一のお金持ち(納税学歴代1位という意味で)
斎藤一人氏も似たようなこといってます。
いわく、
「なんでもツイテルって言えばいいんだよ。
ツイテナイのにツイテルって言えば
脳は混乱するよね?
そういう状態を脳は嫌うんだ。
だから必至でツイテル理由を探そうとする。
これがクセになると、なんでも良いところが見つかる。
良いところが見つかるクセというのは凄いもので
ささいなチャンスも
大きなチャンスも
なにせ常にツイテルアンテナを張ってるのだから見逃さない。
自分の良いところは最大限に活かせる。
ツイテル理由を常に探すのだから当然だね。
もちろん他人の良いところも最大限に活かせる。
人をうまく使えるということは成功にかかせない。
これもツイテル理由を半自動的に発動させてないと、
つまりツイテルって言ってないとまったくできないことなんだ。
でも「普通の人」はツイテナイことはツイテナイっていっちゃうんだよ。
そうすると脳は物凄い勢いでツイテナイ理由を探しにいく。
こうなると普通の人は失敗をさらに大きくするし、
小さなチャンスや、大きなチャンスが足元にあっても見つからず、
周りのせいばかりにして、動こうともしなくなるんだよ」
(後半大幅な意訳ですw)


これって障害すらツイテルと思えた乙武さんの思考に似てない?


脳科学の権威である
池谷さんや、
苫米地さんも似たようなこといってましたけど
まあ似たようなもんということでw


進化しすぎた脳 (ブル-バックス)
進化しすぎた脳 (ブル-バックス)池谷 裕二

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starsひさびさにわくわくした!
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ドクター苫米地の新・福音書――禁断の自己改造プログラム苫米地 英人

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stars確かにおもしろい本ですが
stars人が神をこえる?
stars間口が広いので誰でも読める
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なぜ、技術でも、タイミングでも、資本でもなく、「笑い」なのか?


楽しく笑ってりゃ、
無理やりそういう理由を探す脳が鍛えられ、
しいてはなんでもうまくいく五感が敏感になり、
どんな状況も最後はプラスに変えていける信念と行動に変わる。
だから「笑い」を最上級にしたんじゃないの弾さんは?



これだけ書けば明確な環境責任信者の反論はできまい。
とはいえ反論されても、僕にこれ以上の答えはできないし、
まあ環境責任信者が、環境責任信者のままであっても
僕は全然困らないし、言論の自由は守られてるし、
書くだけ書いたらスッキリしたということですw

あとがき

僕は自己責任どころか
やるだけやったら運を天に任せときゃよく、
何かに対して責任を取るとか言うのは自意識過剰の驕りだと思ってる。
だから責任なんて誰も取らなくていいし、
だいたい失敗して次にやることは再チャレンジしかないじゃない。
(どっちにせよ諦めずにチャレンジしつづけて挽回せねば信用落とすだけだし)


前もって「担保を預ける」ならともかく、
「責任を取る」ほどあいまいで解釈がどうにでもなる言葉もないしね。
責任の定義もわからんし、
それでも僕は自己責任教に見られてると思うから上記タイトルね。



人をDisったらこういう余計な労力を割かねばならなくなるので、
(いわれたら書かなきゃスッキリしない)
もうたぶんこんなおせっかいDisコメントとかしないと思う。
ブクマコメントはしても、記事は書かないと思うw
別に俺が成功しようが、誰が貧乏になろうが関係ないので
今後は生暖かく見守ってもっと楽しいことに時間を使う方針w