teruyastarはかく語りき

TVゲームを例に組織効率や人間関係を考える記事がメインのようだ。あと雑記。

日本の医療崩壊を救う奇跡の手段!

幻影随想: 地方赤字病院終了のお知らせ
http://blackshadow.seesaa.net/article/83316861.html


産科が崩壊し、救急が崩壊し、次に崩壊するのは内科か小児科あたりだな。
主に赤字経営な地方都市の病院で。
というかこんな制度を打ち出されては病院自体持たんだろ…
越えられない壁( ゚д゚):【医療】5分未満の問診無料に


というのをホットエントリーで見かけたので、
頭悪い政治家じゃなく、IQ 3万の俺が考えてみる。
(小学生が思いつく単位だなw)


まず現状認識

というか中の現場を知らないので仮説。


医療費がとんでもない額なんだろう。
(詳しくは知らない)
7割は国の負担だがもはや税金でカバーできるともならんわけだ。
(俺が子供の頃は国の負担9割だったのにね)
さらに高齢化社会で病院に来る人は増える一方
医療費負担も上がる一方
これじゃ、保険料5割負担も当たり前になるかな?
そんなんで成り立つのかな?


病院の待ち時間はめちゃ長い。
それでも診察はすぐに終わったりする。
これって、病院に来る必要が無い人まで
心配で訪れてる人が多いってこともあるのかもしれん。
薬局や民間療法で充分なところをね。


まあ、素人が判断できないから、そうもいってられんのだろうし
プロであるお医者さんにはっきり「大丈夫、問題ないですよ」と
直接言われる安心感やプラシーボ効果はかなり大きなものとも思う。


医食同源
病気の8割は「喰いすぎ」だ。
もう一つの大きな要素は「人間関係のストレス」だろうけど、
それについてはさんざんいろいろ書いてきたからここでは割愛。


食いすぎなければ、基本的に病気にならない。
自律神経とかも正常になるし、
お肌やら、冷え性やら、脂性やら、何かと改善されていい事づくめ。
坊さんほど粗食をしれというわけじゃないが。
そういうのまずしっかり守ったほうがいい。


ちょうど親戚のじいちゃんばあちゃんで、
粗食派家族と、大食い派家族がいるが
当然病院へ頻繁に通うのは大食い派のほうだ。
これはじいちゃんばあちゃんだけじゃなく、働き盛りの家族含めて。
粗食派が病院へ行ったという話は聞かない。
(サンプルデータとしては少なすぎだが)


豊食の時代における根本的解決法


以上を踏まえて、

「カロリー税」の導入

である。


10kalに付き1円。
成人男子の1日の必要カロリーが2500前後とかあるから、
まあこれに250円余計に払うつもりで。
女性は2000前後だから、200円か。
出来上がったすぐに食べれる商品は10Kal=1円で、
素材から料理しないといけない、野菜とか、自然の果物、
お米や、調味料とか、そういうのは税金半額か、3分の1とかで。


「この程度の金額で抑止力はあるのか?」
と思うかもしれないが、
きちんと商品にはカロリーそのもの、
値段表示にも+15円(カロリー税)とか強制表示させるようにする。


すると、それだけで自然と意識するようになる。
同じ食品が並べば、
代替え食品が見つかったら、
自然と少ない方を選ぶ。


これはレコーディング・ダイエットの一番初期の段階、
「自分がどれだけ物を食べてるか自覚すること」にあたる。
著書では「信じられないだろうけど、これだけでもまず痩せる」とある。


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そしてこれがうまく功を奏したとしたら、まず税金がたっぷり入る。
子供や老人が少食なのを差し引き、
平均2000を基準に考えると、200円x1億2千万=240億円
240億x365日= 8兆7600億円。


、、、、、取りすぎだww
金額については再考の必要あり。
でもこれぐらいやったほうが、真面目に考えるかなあ?
肥満における健康被害の深刻さは
この値段より上な気もするしねえ。


食いすぎの人はほぼ確実に
250円以上余計な食い物を買ってるはずなので
これを見直すときはむしろ税金払う以上に食費が下がるはず。
あおりをくらうのは「今太ってなく健康体の人」なんだけど、
まあ現状太ってる人の医療費で健康保険料や3割負担とか
この制度よりずっと大きなあおりを健康体な人は受けてるわけだから、
むしろ総合的な負担は減ると思う。


もちろん本来の狙いは税金取りじゃなく、カロリー減らし。
これによって肥満の病気の大半を防ぐことを目的とする。

肥満をなくすメリット


「病院から患者が大幅に減る」
「患者が減るから病院での待ち時間が減る」
「より重大な緊急患者に力を注げる」
「国の医療負担も大幅に減る」
「すると医療負担を1割に戻せる」
「もしくは地方病院が運営できるぐらいに、
医療点数の引き上げをしてもいい」
「なにより、肥満による病気での仕事の影響がなくなるので、
みんな健康体ならビジネスも文化もより活発化する」



もっと簡単に言うと
「日本から肥満をなくす」⇒「日本の経済も人も健康に成る」


デメリット「食品業界大変!!」


大わらわですよw
特に、外食産業、お菓子産業。
人気の商品はほとんどカロリーが高いはず。


対策としては3年後に導入すると決めたから、
それまでにカロリーオフの商品を開発しといてね。
まあ、食べる奴は食べるからあんまり気にしなくてもいいけど。
ってところですかねえ。



僕の考えは以上。
医者や看護婦の労力も、
国の税金である医療費も、
食べすぎの人たちのカロリーオーバーケアに大半を使うのではなく
本来の、障害や、難病、事故、救急などに集中できるような対策であるべき。


もちろん医療現場的にも、食品業界的にも、政治的にもいけるのかわからない。
マクドナルドとか、カルビーなんかは死活問題になるかもしれない。


いやでもさ、肥満のやばさ考えたらこれぐらいしたほうが良くない?
タバコにタバコ税が、
酒に酒税があるように、
健康へ害にしかならない過剰カロリー食品が、
それを食べない人の保険料負担となって副次的に結構なあおりうけてるとしたら
カロリー税もあってしかるべきかと。



「これで医療負担が減るなら賛成」
「でもその部分はこう変えたほうがいい」
「いや、これをすると余計医療負担が増える」
「このやりかたではまったく肥満が減らない明確な根拠がある」
というツッコミは、
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