トヨタ生産方式を普通の会社に適応させる術はないのか?

タイム・コンサルタントの日誌から : あなたの会社にトヨタ生産方式が向かない五つの理由
http://brevis.exblog.jp/8224763/

トヨタ生産方式 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E7%94%9F%E7%94%A3%E6%96%B9%E5%BC%8F



「カンバン」
カイゼン
「ジャストインタイム」
などと言われてる奴ですね。



身をもって体験したわけじゃないですが、
トヨタじゃなくても、その一流企業の深い哲学というのは
公開されながらも誰もなかなかまねできない現実があります。
(本を読めば一応理屈で分かった気にはなるんですけどね、、、)



これ、どうにか真似できないかな?
ということをちょっと考えてみたいのです。


向かない理由が5つあげられてるので、
ひとつひとつみてみます。


最終消費者への販売量が官庁統計から正確にわかる


計れない物は、どこがボトルネックがわからない。
これは、必ず官庁統計でなくてもそのトヨタ
見える化」などで、応用可能かと思います。


2 商品の季節性がほとんどない


これも『平準化?』の応用で、カバーできるかも。
そもそも夏のビール、
冬の暖房器具、
オモチャのクリスマス商戦など、
業界では、みな同じ条件ですし
季節性をやぶるヒット商品を作り出すのも、仕事に入ってるでしょうし。


3 販売チャネルの店頭で異なるメーカーの商品が競合しない


店頭を廻る人も多いでしょうし、
そもそも、どの店頭を選ぶところから競合ははじまってます。



ここまで、あまり重要ではないと思うのは、
車のメーカはトヨタ以外にも、たくさんありますが
それは上記と同じ特性を持ってるにもかかわらず
2兆円の利益を出してないからです。


トヨタ生産方式を真似できない本質ではない。


4 トップマネジメントが生産管理を理解している


トップが理解してなくても、自分が理解してるのなら
自分のチームや、自分の部下にトヨタ方式で
リーダーシップを発揮することはできるでしょう。


自分たちできるところから、本当に効率を高めたら
チーム外の部署がボトルネックで自分達の本来の力が発揮できない!
というデータをアピールできるかもしれません。


自分より外の部署を顧客として扱うことにもなりますかね?
なのでこれも重要度は高くない。


5 仕事のやり方を変えること自体が仕事の重要な目標である

他の会社からトヨタに2年ほど出向した経験者から異口同音にきいたことが、これだ。つまり、あの会社は仕事のやり方を変えることに抵抗が少ないのである。


「変えないことは悪いことだ」
「変革に反対するものは、せめて横で黙っていてくれ」
トヨタの敵はトヨタだ」

これでしょう。


少しでも問題や、改善点があれば、その「ライン」を止めて徹底追求する。
こんなことしてたら、そのラインを動かしてできたはずの利益は吹っ飛びます。
しかも、きちんと仕組み化できないような中途半端なカイゼンでは、
むしろ逆効果にもなりかねません。


もちろん、徹底してそこまでやったら短期的な利益は出なくても
カイゼン後はそれ以上の利益が見込めます。
でもそんなことは、誰でもよくわかってること。


今直した方があとあと良くなると分かってても、
ついつい先延ばしにしてしまうのは、個人も、法人も変わらず
特に目の前の利益や、変化に対する抵抗は大きなものです。

「残業ゼロ」の仕事力 - teruyastarはかく語りき
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20080630/1214826134


そういえば、こういった非常識な人たちの考えを社員に伝えるのに
トリンプの社長は10年。
未来工業の社長は20年かけたといいます。


企業の立ち上げからそういう文化をもってるならともかく、
今の普通の会社が文化を書き換えるのに、、
会社にいる人たちが、そういう考えを受け入れるのに
どうしても10年、20年は必要なのでしょうか?

ティモシーフィリスは、会社の規模が大きくなかったのか、
日本じゃないからか、3年かけてないですね。
この違いはそういうことでしょうか?


まったくわかりませんw
そんな銀の弾丸を探すこと自体が愚かなことなんでしょうか。


最近はてなホットエントリーで、
「世の中をゆっくりうごかす」というヒントがありました。

ゆっくり世の中を動かす10の心がけ - 雑種路線でいこう
http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20080703/hint


肩を怒らせて必死に主張しても、世の中って変わらない。どんな考えを持とうが勝手なんだけど、状況を変えられた方が面白いよね。これまで、少しずつだけど世の中を動かそうとするときに、僕が気をつけていることをまとめてみた。

ここに書いてある10の項目は、どれも含蓄にとんでます。
そしてこれを地道にやっていけば、10年や20年かけて
トリンプや未来工業のような組織が作れそうな気もします。


で、カウンター記事がありました。

404 Blog Not Found:とっとと世の中を動かすたった1つの心がけ+3つの理由
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51075193.html

まず己を変えよ

自分も変えられない人に言われて変わるほど人はお人好しじゃない


シンプルw
まさに、見えざる明白性w


確かに。
人を動かすのは理屈ではなく、その人の実績だったりします。
それが一番わかりやすい。


とすれば、まず自分が変わってとかく個人の実績を高く積み上げる。

その実績でチームを引っ張り、チームの実績を高く積み上げる。

部署に適応。

会社に適応。


上から理論をもっていくより、
下から実績をコピーしていくようにするのが早いかもしれませんね。


これは単なる理想論で、仲間との交渉や、自分が間違ってることもあるでしょうが、
周りを変えるのではなく、

「自分が昨日よりもベストの仕事をできるよう、毎日自分を変えていく」

ぐらいの気持ちの方が、迷わずに集中して影響の輪を広げていくことができるような気がします。



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