「なぜ」は、やる気と成長を止める質問なのか?

「なぜ」は、やる気と成長を止める質問 (All About) | エキサイトニュース
http://www.excite.co.jp/News/column/20090917/Allabout_20090917_2.html


■「なぜ」が人に与える影響


 あなたが部下に対して「なぜ」を使うとき、相手からどのような反応が返ってくることが多いでしょうか? 「なぜ」という言葉は人を萎縮させたり、防御態勢に入らせるという側面があります。それは、「なぜ」は相手に説明を求める質問であるとともに、責任を迫る意味もあるからです。逆に、これまであなた自身が「なぜ」を問いかけられたときを思い出してみて下さい。


「なぜ宿題をやらなかったんだ?」
「なぜ部屋の片付けができないの?」
「なぜ成績が上がらないの?」


 こういう言葉が出てくる時は良いことをしたときよりも、悪いことをしたときや上手くいかなかったときのほうが多いでしょう。先生や親からの「なぜ」に反省の促しや責任を迫る意図を感じ取ってきた私たちは、「なぜ」という言葉を聞くと無意識に防御態勢に入ってしまうのです。


 そのため、「なぜ」と問いかけられると、相手は「申し訳ございません。私の不注意で」「がんばってみたのですが」と反省モードに入ったり、「他に優先することがあって」「不況のせいでどこも話さえも聞いてくれなくて」と言い訳モードに入ってしまいます。


 上司であるあなたが欲しいのは、反省でも言い訳でもなく、問題究明や未来に向けての一手です。しかし、相手の理由をすぐに知りたいがために、「なぜ」という言葉を使ってしまいます。あなたの意図がどうであれ、往々にして「なぜ」は相手を萎縮させ、やる気を奪う関わりになりかねません。


「なぜ」を「どのように」に変えるアプローチは賛成ですが
このタイトルだと「なぜ」の問いかけそのものが悪いような印象をあたえます。


「なぜ」が逆効果になるのは、
失敗の責任追及を部下に全部背負わせるときです。
上司が丸投げした自分になんの落ち度もなく、
うけおった部下が全部悪かったという姿勢になるときです。
そんなつもりはないという上司でも、
部下は自分以外の原因を挙げることすら許されず
上司は自分の立場を維持するために無意識に責任を避けています。


「どのように」が効果的になるのは
失敗の責任追及を放棄し、その時間を
仲間として一緒に対策を考えることに使おうという
協力の姿勢になるときです。


逆に「なぜ」を効果的に使う時は
「なぜ私たちは大事な宿題をやらなかったのだろう?」
「なぜ私たちの部署は部屋の片付けができないのだろう?」
「なぜ私たちの会社は成績が上がらないのだろう?」

つまり責任の所在を「you」ではなく「we」の視点で見る。


「なぜおまえは、、、」じゃなく
「なぜわたしたちは、、」です。


失敗を個人の責任にしてしまうと、
それが個人の力量を越えてるかどうかも分からず同じ間違いを繰り返したり
また別の個人で同じ間違いを繰り返したり
この間違いはずっと学習されず法人として成長しなくなります。


トヨタなんかが【なぜを5回問う】とあるのはもちろん全て「we」の視点です。*1
部下が失敗したら「you、やっちゃったね」
部下の成功は「we、やっちゃったよ」
などと都合よくはき違えてる人はいないでしょうか?


成果主義に失敗するのも責任追及を「you」に絞るからです。
上司や部下が仲間じゃなく敵になってるのでしょう。
しかもこの「you」は、社長から専務へ部長へ課長へ部下へと連鎖していきます。


上司は失敗を受け入れられる器量と

【youたち】ひとりひとりはみんな不完全だが、
【私たち】ならどんな失敗も乗り越えられる。

という自信が必要なのかもしれませんね。




この「なぜ」「どのように」問題を
さらに拡張してシステム化する試みが以下の本にあります。
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*1:あそこは人じゃなくシステムに手を入れるからたぶんw