teruyastarはかく語りき

TVゲームを例に組織効率や人間関係を考える記事がメインのようだ。あと雑記。

TVの視聴率を上げるためにCMは番組前後にまとめてはどうか?


番組途中のCMが寒い。
最近は10分おきにCMが入ってるような、
特にバラエティ番組だと終盤は10分か3分おきにCMが入る。


バラエティにおけるCM間のつなぎほど腹立たしいものはない。
「この後あの有名人がとんでもないことに!!」
とかCM後の番組のぼかしCMみたいなものを見せてハードルをあげたうえ、
CM開けたら番組が巻き戻されて、同じシーンを何度も見たあと
その有名人はとんでもなくつまらないことになってる。
せめてCM前にハードル上げてなければ少し意外性あるだけ
こんなにがっかりすることはなかったのに。


子供の頃、まだブルーバックでスポンサー提供を紹介してた頃は
こんなんじゃなかった。
CMは少なくとも15分おきで、
CMのつなぎにあおりも巻き戻しもなく、
テンポの良い連続した物だった。


もちろんTV局的には番組途中にCM入れたほうが高く売れるのだろう。
途中からチャンネル変えてきた視聴者も取り込みたいのだろう。
しかし、途中のCMが番組をつまらなくすると視聴率は下がる。
視聴率が下がればスポンサー料も下がるはずだ。
もしかして金の卵を生むがちょうを自ら切り刻んでやしないか?




で、これが少し前ならそれでも視聴率維持できたかもしれない。
ネットや携帯電話がなかった頃なら、
夜のお茶の間での娯楽はTVが中心で、
他に暇つぶしできる競合は少なかったろう。


でも今はネットも携帯もある。
携帯なんてわずかな隙間時間さえも見逃さない。
メールチェックにモバゲーやtwitter
CM開けでがっかりさせられる間に、
そっちでみんなとしゃべるほうが楽しい。


TV局が視聴率をあげたいなら
CMは番組の前と後ろにまとめて置くべきで
冷めるようなCMのつなぎをなくしたほうがいいと思う。



言いたいことはここまで。
他に思ったこと以下蛇足。


携帯とTVの明るい未来


携帯があることでこれからTVの価値が上がるのではという話。


「詳しくは番組のホームページをご覧ください」とアナウンスするとき、
わざわざリビングにパソコン持ってきてブラウザ立ち上げる奴はいない。
でも、携帯なら取り出してすぐだ。
番組では紹介しきれない情報や
マニアックな連動コンテンツがあってもいいと思う。


ここらへんは地デジデータ放送でも少しずつ充実してきたけど、
データ放送の操作性(TVの操作性?)は最悪だ。
反応が遅いし、インターフェースもめちゃくちゃ。
画面の外枠でしか情報を載せれないから
しかたないところもあるのだけど、
あれじゃ誰も本気でデータ放送コンテンツに取り組む人も
視聴者として使う人もいないだろう。
視聴者が使う現状のデータ放送は
99%天気予報なのでは?と予想する。



やはり情報は「1画面にひとつ」が好ましい。
1画面に2枠以上は操作しきれない。
TVは番組だけ。
サブ画面としての携帯にマニアックな関連情報。
携帯からの番組参加もアンケートだけにとどまらず
視聴者メールや大喜利や写真などいろいろ増えてきたし
これがブロードバンド携帯時代に入っていくと
携帯のアクセスがずっと快適になってさらに面白くなると思う。



もうひとつはやはりtwitter
ワールドカップ、甲子園、オリンピックとか
リアルタイムで盛り上がれる番組や、
ジブリのアニメ放送をみんなでみたり、
番組そのものでtwitterを使うという試みも
タイムラインが速すぎて成り立つわけ無いけど行われてる。


twitterが一般に広がったのは今年なので、
このままTVと連動する形でみんながもう一度
同じものを話題にして共有する空間を広げれると
ヒットソングやヒット番組、ヒット商品などにもつなげやすいと思う。


例えば「ワンセグtwitterが同時に見れる携帯」
なんてのが発売されたら結構ヒットすると思うけどどうでしょう?



HDDレコーダーに録画して視聴率を上げる手段


視聴率はリアルタイムで計測してると聞いたので、
ビデオやHDDレコーダーにとった物は視聴率にはならないようだ。
もちろん視聴率は、スポンサーに重要な数値なので
CMスキップできるHDDレコーダーは重要度が低い。


だが僕は最近、トルネというHDDレコーダーで番組を流し見している。
PS3につなげる1万円以下のHDDレコーダーだけど
最先端ゲーム機の能力で番組表を操作するので
もっさりした家電のHDDレコーダーと違って快適さはピカイチ。


で、このトルネには1.5倍速で
番組を見れる機能がついてるのだけど、これが結構みれて便利。
年寄りには無理かもしれないが、わりと大人でも子どもでも見れると思う。
今のTV番組はバラエティでなくても
テロップが多用されてたりするのでなおさら見やすい。
ネットに繋げてれば自分好みのおすすめ番組とかも紹介される。


そしてこのときはPCいじってたりしながらTVを流し見てるので
いちいちCMスキップしないのでCMも流し見してることになる。
自分に興味あるCMだったら
もう一度通常スピードで巻き戻すこともある。


CM飛ばさないのでこういう見方でも視聴率、
CMとして価値があるんじゃないだろうか?
しかも、2時間しか見れない時間で3時間の番組をみるのは
同じ時間で視聴率も1.5倍。
TV局はむしろいつかのソフトバンクモデム部隊のように
積極的にトルネを無料で配るべきではないか?


ちなみにこないだ家電店でHDDレコーダーの倍速モード聞いたら
その店員の知識では家電のHDDレコーダーでは1.3倍が最高とのこと。
1.5倍で見れて操作性も快適なPS3のトルネに及ばない。
いつか全番組24時間レコーダー、
2倍速可変のHDDレコーダーが欲しいとは思うけど
それが低価格で手に入るまではトルネかな。



TVに関して3つの話になったけど
CMのあり方をコンテンツ価値が上がるように見なおして
携帯やレコーダーなど周辺の進化とうまく合わせていけば
視聴率下がりっぱなしのTVも、
昔以上に視聴者に取って面白いものになれる可能性が
残ってるんじゃないかと思いました。



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