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なぜ「画面」より「紙」のほうが間違いに気づきやすいのか?


これ面白かったので自分なりのまとめ。

どうして紙にプリントアウトした方が圧倒的に間違いに気付きやすいのか - Togetter
http://togetter.com/li/266733


紙のほうが気づきやすいという6つの理由と、
それは錯覚ではないか?という2つの理由

に分けて考えてみます。
まず、紙のほうが気づきやすい理由。


理由1・ HD画面の1920x1080よりも、紙はずっと解像度が高い


これはディスプレイの解像度がより上がることを期待ですね。
現在のHD解像度といっても通常24インチの大画面だったりするので、
来週発表と噂される、iPad3 で
10インチのままHD解像度が採用されてたら
この認識が変わるのか興味あるところです。

理由2・ モニターは大きく重いので手に持って近くへ寄せることができない


この理由だけならタブレットで解決。
それともタブレットでも重い?

理由3・ 紙は細かい所を見ようと近くによっても目が疲れない


液晶モニターのように自ら発光せず、
反応速度が速いカラーE-inkの技術革新待ち。

理由4・ 紙は集中して見る場所と周辺視野での全体像とを同時に把握できる


表示されてるモニター領域より外側の話。
画面外の全体像はモニターだと一度縮小するか、
プレビュー画面へ移らないとと見えない。


紙だと近くで見ても、なんとなく周辺視野に全体像が見えてるので
構成上の間違いとか発見しやすいかもしれません。


例えばソフトによっては、モニターを2つ使って
ひとつは常に全体プレビュー画面、一つは編集画面として使うことで
部分と、全体を把握しやすくする方法があります。
それでも紙にはかなわないですが。




第1回ニコニコ学会βシンポジウム inニコファーレ - ニコニコ生放送
http://live.nicovideo.jp/watch/lv72478844
2:33:00頃。
東大、五十嵐健夫教授提案のオートスクロールが面白いです。
早くスクロールするほど、全体像俯瞰へ縮小していくインターフェース。



3:30頃
ニコニコ見れない人は、Youtubeにも2007年頃の動画が上がってますが
これは動画レート悪いので、スクロール効果がわかりにくいかも。

理由5・ それでもPCのスクロール能力より、紙をパラパラめくるほうが圧倒的に速い


ジャンプ SQ. (スクエア) 2012年 04月号 [雑誌]


例えば ジャンプSQ を購入してわずか数秒かからずパンチラシーンを探しだす
男子学生に心当たりがあるのですが、(たいていToLOVEる)
彼の検索能力はこのとき、世界最速コンピューター「京」を超えてるでしょう。


でも、ジャンプSQを自炊してiPadに入れたとしても
雑誌ほどの高速なページ送りは難しい。(よね?)
ToLOVEるのパンチラを 「間違い」と仮定すると、
やはり紙の雑誌の方が閲覧性や、高速反応性が高いと言えます。


もちろんパンツの画像検索をすればすぐ出てくるでしょうが、
「間違いは」本来「何を検索すればいいか?」が分からないものなので、
例えば「エロいフェチシーン」という間違いを探す場合、
もはや和田くん本人の感覚でしかわからないです。


ちなみにブログも、エディット画面を読みなおすより、記事をアップしてから読み直す方が間違いに気づきやすい


これはどっちもPC画面の話ですが
この理由は
エディット画面のフォント(色)より、アップした後のフォント(色)が見やすい。
エディット画面では、太字も小見出しも引用も全部HTMLタグで囲われてるだけで
プレビュー画面をいちいちロードしないとデザインレイアウトで見れない。
エディット画面のほうが基本的に入力欄狭くて一覧性弱い。

(これは一手間で広くできるけど。)
だと思われます。


プレビュー画面を何度もロードしなおすのはめんどくさいので
リアルタイムプレビューが別画面に反映されると書きやすいのですが
なんとかなりませんかね、はてなさん。


理由6・ プリント用紙は使い捨てで気軽に扱える


どれだけ汚しても問題ないプリント用紙はチェックで汚してもいいですが
元データであるパソコン内データは、余計なコメントで汚したり
余計なレイヤーで汚されたりすると混乱の元になります。
むしろチェックした奴が直せといいたい。
言わないけど言いたい。



これは紙のほうが間違いを見つけやすいというより、
間違いをチェックしやすい理由ですね。


この辺は、GitHubだの、Subversionだの、グループウェアなどで
最近は大元データをいじらずに共有コミットできるシステム
発達してきてますから、この理由はそのうち無くなりそうです。



以下、錯覚、気のせいじゃ無いか?
という理由。

錯覚1・ 間違いのない製品は存在しない


よくプログラム界隈で
「バグのないプログラムは存在しない」という言葉があってそれは
「プログラムにバグがないということを証明する手段がない」
の反語らしいのですが、それは文章でも、デザインでも同じ事だと思うのです。


コレが絶対の正解。という文章もなければ
コレが絶対の正解。というデザインも、商品も作品も存在しない。
みんな見なおすたびに、「もう少し良くできる間違い」に気づくんです。


だから、「紙」にして間違いに気づいたのなら、
(それが解像度や閲覧性に関係ない間違いであれば)
もう一度「PC画面」を見直してたらやはり気づいてたはずなんです。
自分のこだわりが強いほど、チェックする人の価値観や信頼度が違うほど
何度見なおしても「間違い」は出てくるはず。


僕もブログ記事書くとき、見なおすたびに直したほうがいい場所に気づき
構成をまるごと変えたくなったりもします。
これは何十回見なおしても終わらない。
長文を5.7.5.7.7ぐらいの短歌にまとめたほうがスッキリしそうで、
短くしたらやっぱり伝わらなさそうで、
どう改善しても、終わりがありません。


ゆえに

錯覚2・ 「紙」を出力することで生まれる生存バイアス


「画面」で1度だけチェック修正して、
いちいち「紙」にプリントアウトした後に見つかる「間違い」。
もし見つからなければ、そのことは記憶に残らないですが
「もう少し良くできる間違い」も「ケアレスミス」も割と高確率で見つかるので
「間違えたものだけ」が強く記憶に残る生存バイアス。


だったら最初から「紙」でチェックしたほうがいいということで、
「1度目のチェックから紙にして、紙で見つかる間違いがより増える」
という生存バイアスの強化。


「紙」のほうが間違いに気づきやすい理由として、
こういう心理面の印象も無視できないと思われます。


まとめ


元記事はとても有意義な議論が交わされましたが、結論としては

どうして紙にプリントアウトした方が圧倒的に間違いに気付きやすいのか - Togetter
http://togetter.com/li/266733



これ、一部で話題なんですが、iPadでAV見ると臨場感が凄いんですよ。手に持ってるというのはポイントです。
notomi 2012/03/02 19:48:59


ということですね。
これ、「ためしてガッテン」あたりで検証してくれないかな?






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