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なぜ「真壁」は変われないのか問題

なぜ「真壁」は変われないのか? 1|水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba
http://ameblo.jp/mizunokeiya/entry-11434947058.html


変わりたいのに変われないダメ人間「真壁」を深く掘り下げる一連の企画が面白い。
脚本家を目指しつつ、ドラクエ10に2000時間ハマり一文字も書けてないそうです。


話を聞く限り、頭の回転は遅くないみたいですけど、
真剣に自分のダメさと向き合ったら
鬱を超えて闇に飲み込まれそうなぐらいのダメさ加減なんで
自分と向き合うことをとことん避けてる感じですね。


僕も昔そんな感じだったので、
そこから人生変えた方法を書いてみます。
まだ成功者とかでは無いですけど、
生活習慣を望む良い方向に変えたという程度でよければ。

自分だけのオリジナルの道を行く

脚本家であれば、自分にしか書けない体験談を
世に問うてみたらどうなるだろうとか、
今のベストセラーにはない、こういう形はウケるんじゃないかとか
そもそも売れてるベストセラーすらかなり脇が甘いので、
いろんな所でつけ込むスキがあるんじゃないかとか、
むしろ学生とか若い人ほどそういう妄想を膨らますと思うんですよね。


でも、現実にはその一つのアイディアを実現するにも、
下支えとなる小さなアイディアや努力が100必要だったりとか、
未完成なまま世に出してみたけど、全くウケなかった、
あるいは自分でダメ出しして筆を折るとかですよね。

なぜ「真壁」は変われないのか? 2|水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba
http://ameblo.jp/mizunokeiya/entry-11439802928.html#main


「うーん。まあたとえば大学1年のときの自分を、今の僕の状況に連れてきたとしたら、たぶん発狂しますよね。でも、今現在で言えば、僕はそんなに怖くないっていうか。たぶん、『適応』しちゃったんでしょう」

――適応?

「はい。最初は怖いんですけど、途中から脳が『これはこれでよくね?』ってなっていく感じがあるんですよね。あと、僕、一晩寝たら、どんなつらいことでも半分くらいのつらさになってますからね」

――!?

「1日寝たら半分で、2日寝たら、4分の1。8分の1。16分の1。まあ32分の1になったら、ほぼつらくないじゃないですよね。だから、どんなにつらいことでも、4、5日過ぎればどうでもよくなりますね」

そうそう、そんな感じ。


実は自分の才能を世に問うアイディアや
着眼点そのもの間違ってることは少ないんですよね。
それより、基礎的な努力や、資本力コミュ力や、時代のタイミング、運も含めて、
それらを支えるための環境とか、土台のほうがずっと大事。
そういうものがあれば同じ時代で正反対の方向性のコンテンツや製品でも
両方大ヒットとかありえるわけで。


それはあまりに遠い道のりだから昔の僕は
ダメ人間であることを正当化する方向に時間と頭を使ってしまう。


でも、変わった今の僕も思考は同じなんですよね。
ただ、
自分がスーパースターであることを正当化する方向に時間と頭を使ってるだけで。
使ってる労力そのものは変わらない。

今のダメな自分にあわせて「世界」をひっくり返すのではなくて、「本来立ってる場所」に合わせて「世界」をひっくり返す


もうこの企画の連載1回めで答えでてますけど、

なぜ「真壁」は変われないのか? 1|水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba
http://ameblo.jp/mizunokeiya/entry-11434947058.html


水野メモ 


真壁の「免罪力」においてはこの「ひっくり返す」という考え方が良く使われる。
これは、頑張れない自分、ダメな自分のすべてを正当化できる魔法の思考法であり、
かつ、これを発表した場合、
あまりにもバカすぎて周囲は笑ってしまうと考えられるので、
それも真壁自身が安心することの温床になっていると考えられる。

僕自身の経験で言えば、自分がダメなとき、
ダメな自分を他の人にさらけ出すことで笑いに換え、
日々の不安を取り除こうとしていたが、
真壁の場合はダメな自分で笑いを取ることによって
「俺はこのままでいい。だってウケてるから」
という正当化につなげていっているのかもしれない。


ダメな自分を肯定するために「世界の見方」をひっくり返すのではなくて、
本来そこにいたはずの自分を肯定するために「世界の見方」をひっくり返すわけです。

人生を変える魔法の思考法


何か、誘惑に負けそうなとき
ダメな方の自分に引きずられそうなときの魔法の言葉が

いやいや、そんなはずはない。きっと何か良い方法があるはず。

です。


何か夢を追うにしても、禁煙やダイエットするにも
大なり小なりたくさんの壁があるじゃないですか。
理想を求めたワンアイディアは最後の扉を開くカギであって、
その前の無数の壁には通じないですよね。


そこで、今の自分に合わせるんじゃなくて
本来大作家先生である俺がまさかこんな所でつまづくなんて
「いやいや、そんなはずはない。何か必ず方法があるはずだ。」と。


具体的にどうやって書く時間を確保するのか。
下手くそな文体をどう修正するのか。
あるいは活かすのか。
どうやって量を出すのか。
どうやってスピードを出すのか。
むしろもっと楽にできないのか。
どこが学習の高速道路なのか。
そのための健康維持と食生活はどうするか。
日常のストレス発散や気晴らし、
アイディアは一番どこで浮かぶか?
ニコチンの代わりになるものは?
飯を食わなくてもいいほど緊張感が高い作業は?



など、100個以上ぶつかるだろう一つ一つの壁を、
全部大作家先生の視点から、
「いやいや、こんな所でつまづく俺ではない。きっと何かうまいやり方があるはずだ。」
と無根拠な言葉を唱えておき、
ある程度一生懸命考えればすぐにではなくても、
脳は自動で思考整理してくれるので、数日遅れでアイディアをひらめいたり、
何か自分だけのオリジナルのやり方が見つかります。
これは言い訳の天才ほど、むしろはまりやすいんですよ。


法やモラルに触れなければどんな斜め上のやり方でも構わないわけです。
なんだったら、技術を学ぶためにあえてブラック企業に飛び込むのも、
若い体力で技術を吸収する間は全然有りかもしれません。
最初は僕もやっぱり寝て起きると、
ダメな自分に意識が半分元に戻っちゃうんだけど、
こじらせてる期間が長いほど立ち上がりが遅いのはしょうがない。
3日坊主も10回~20回繰り返せばいずれ1~2ヶ月になりますから、
言葉を唱え続けて壁が順調に崩れていくと、どんどんそれが当たり前になって
しまいには24時間大作家先生として振舞ってる自分に気づくでしょう。
(そういや、もしドラ大ヒットさせたハックルさんも、FF11にドハマリしてた時期があったとか)

自分の成功の仕方は、自分だけのオリジナル

ひとつひとつの壁の乗り越え方は必至で自分で考えたようでも
すでに誰か先人が考えたまね事でしょう。


でも、それが100の組み合わせになるともうそれはその人のオリジナルです。
唯一無二の方法ゆえに、まだ誰も試したことがない組み合わせだけに、
そこまで考えたら絶対やってみたくなるもんです。


たったひとつのワンアイディアを成功者から聞いても、
それはもう誰かが試した後で寝て起きたら半分忘れて、
なかなか自分のものにはなりません。
でもそれを自分なりにたくさん組み合わせていけば、
それは誰もやったことないオリジナルになります。
オリジナルってほんのちょっとの違いでもいいんですよ。


だから、今の自分を肯定するために「世界」をひっくり返すのではなく、
本来いるはずの自分を肯定するために
「いやいや、そんなはずはない。きっと何か良い方法があるはず。」と
「世界」をひっくり返すのは、
自分だけのオリジナルな成功方法をひとつひとつ見つけていく言葉となります。