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「ね、簡単でしょ?」はイージーモードへの呪文。

どう考えても楽勝だった男の子育て
http://anond.hatelabo.jp/20130619155006

当時のうちのスペックは、

・俺、在宅勤務可能のフリーランス仕事。年によって収入が激変、フルでやれば年収1500万円くらいになることもあれば、幼児期の子育て中はセーブしてだいたい300万円くらい。

せがれは一人っ子。

で、その6年間は家事も子育ても全部、俺がしていました。保育所にも預けず、親の手も借りず、それでいて在宅で働きながら。

そもそも俺は受験の時から一日5時間の短眠に体を慣らしていたんで、7時間寝る人からすれば2時間、8時間寝る人からすれば3時間、余裕があったんですが、俺も子供の時は普通に8時間寝てたんで、短眠に慣らそうと思えば誰でもできるんじゃないかと思います。

はてなブックマーク - どう考えても楽勝だった男の子育て
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20130619155006


叩かれすぎワロタw


増田が仕事のできるスーパーマンかつ、
条件が一人っ子健常者で素直な子とイージーモードすぎらしいけど、
それで終わるとせっかく読んだ時間を僕が損するので、
何か拾えるものはないかと探ってみる。

増田がイージーモードとも限らない

妻はどう考えても物理的に家事・子育てに関与できる勤務状況じゃなくて、
それどころか、スケジュール管理とかお礼の手紙とかも
全部こっちでやってあげないといけない状況で、
帰ってきたら毎日マッサージもしてました。

それくらいしないと、死ぬんじゃないか、この人、って思ってました。
当人が死ぬならまだしも、疲労がひどくて
うっかり患者を殺すんじゃないかって毎日びくびくしてました、俺も彼女も。
だから彼女からのサポートなんて最初からあてにもしてませんし、
逆にサポートしている状態でした。

見方によっては子供一人と、妻と、仕事の
3つを抱えてたという事にもなりますよね。

在宅4時間で年収300万だからできるのではなくて、増田の考え方だから在宅で年収が高いのでは?

職種や収入がイージーモードだからそんな風にできるのではなくて、
増田の考え方だからこそ、自然とそういう職種や働き方になっていったんじゃないでしょうか。

・一番貴重なのは時間

・考えないで済むようにする

・計画を立てる

・計画に固執しない

・友達はいらない

・付き合いもいらない


時間を確保するための極端なぶった斬りかたは
やっぱ仕事できる人の1つの考え方ですよ。

友達や付き合いというのもどういう範囲かわからないですけど、
完全に遮断しなくてもいいでしょう。
おしゃべりぐらいならどうにかなると思うのは、
僕が学生の頃だと、地方への遠距離長電話1回で1万超えるとか普通でしたが
今はLINEとかあるじゃないですか。
あのときこれで、親や古い友人に連絡できたらどれだけ楽できたことかと思います。

短眠について

僕は7時間ぐらい寝ますけど、よほど切羽詰まったときは細切れで寝ます。

このときは、基本お腹をすかせてる状態です。
腹が減ってたら、疲れたときに深く眠りながら
お腹が空いてわりと短時間で回復しつつすぐに起きれます。
寝てる時消化のための時間が必要なくなるからじゃないかと思います。
普通に食べたら僕は短眠できません。

なので短眠を維持するには、高栄養、低糖質で、
食べても腹5割以下に抑えないといけません。
スイーツもポテトチップスも食べれないのは辛い所。

そのうえ腹が減っても気にならないためには、
充実した忙しさが必要。
自分の仕事を全部自分でコントロール出来る立場かつ、
やりがいのある忙しさでなければちょっとつらい。
増田の場合これを満たしてそうですね。

まあ、僕は食べたいもの食べるので短眠は薦めないですけど。

大事なのは悩み事を減らすこと。起こってもない未来のことでいちいち悩まない事。

増田が周りから見て普通の対応をしてないにもかかわらず、
子供の将来について不安がってないことや、
自分の人間関係すら、悩んでなさそうなところがマッチョだと思います。

ほとんどの場合、回復の難しい疲れは精神的ストレスからくるもので、
精神的ストレスは人間関係を気にすることから来ます。
子供がギャン泣きして周りの目を気にするとかなり疲れそうだし。


じゃあ普通の人が沢山のしがらみに付き合って行かないといけない世の中で
どうやったら精神的ストレスを減らせるか?

つまり、

1.精神的ストレスを跳ね返せる状況を作る。
2.そもそも精神的ストレスを発生させない。

ためにどうしたらいいのか?

収入が高ければそれ以下の精神的ストレスを跳ね返せる

資産がある、でもいいですが。
これだけで多少マッチョになれます。
お金がないというのは、日常の付き合いすらもコンプレックスで
仕事では嫌なやつに頭下げないといけないです。
お金があれば精神的ストレスをうけず、付き合わないで良い人は沢山います。

どうやってお金稼ぐかといえば、時間の優先度を分かってて
その時間をどう作り出すかが基本なので、
増田の優先順位のつけ方や、必要に思うものでも
最優先以外遠慮無くぶった斬ることそのままです。

人間関係がなければ精神的ストレスも発生しない。

もちろん生きていくだけの収入は確保した上ですが。

お金をいきなり稼ぐのは難しいので、
どっちかというとこれが先だと思います。

改めて付き合う友人を選ぶ。

仕事付き合いでの精神的ストレスが高ければ、
転職や、職場の異動を申し出る、そこへシフトするための準備をする。
一番コスト安いのは、嫌なやつに対して自分の態度を変えて転がす方法なんですが、
それなりに難易度高いですね。

依存関係をぶった斬って小さな人間関係からやり直すのは
夫婦そのものや親兄弟にも言えることなので、一概にいえないのですが

余計なストレスを考えずに済むようなライフスタイルに近づくにはどうしたらいいか?
という事をときどき思い出して考えることが、
ラットレースを抜け出す道なんじゃないかと。


で、考え方そのものにコツがあるのですが、、、

「ね、簡単でしょ?」はイージーモードへの呪文。


ね、簡単でしょう?とは (ネカンタンデショウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%AD%E3%80%81%E7%B0%A1%E5%8D%98%E3%81%A7%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%3F


これが一番大事なんだけど、
例えば増田みたいな記事なり講演なりを見た時
「ね、簡単でしょ?」
と言われたら、ウソでもいいから「なるほど、簡単だねw」と盲信して
そこをベースに考えたほうがいい。
そういう自分の常識や考え方から
かなり外れたアンテナをずっと貼ってるといつか簡単な理由を
さらにもう何段階か自分なりにブレイクダウンした答えが見つかることがある。


「ね、簡単でしょ?」
と言われて、それはあなたが天才だからとか、生存バイアスの特例とかで
全く自分には関係のないことで当てはまらないというのは、自分の考えや常識、
プライドの肯定感からくる当然の心理的防御反応なんだけど、
それだと自分の常識だけでしか世の中を見れない。
「ね、簡単でしょ?」の人がハードなことを書いても見えなくなるし、
想像もしないし、参考になれることがあっても自分から見えなくして
そこから何ひとつも得ようとしなくなる。


正直自分の常識だけでハードモードを抜け出すのはかなり確率が低い。*1
できればイージーモードで生きる人を尊敬したまま
一緒に生活するのが一番学びやすいのだけど、
そういうわけにもいかないので、
「ね、簡単でしょ?」
を素直に受け入れて、あえて
「世の中を簡単だと思ってる人が今の私の状況や能力だったら
どうやって元に戻ろうとするか?」
とか、全く自分とは別の人格で世の中を見なおすほうが答えが早く見つかる。


これ、ほんと。
自分にない「ね、簡単でしょ?」で世の中見直すと
じょじょに色んな物が見えてきて人生トクするよ。

*1:とはいえハードでままならず、自分のこだわり以外受け付けないで愚痴る人生もそれはそれで味があり、苦しくも楽しいので、この価値観を受け入れる必要は特にないんだけどね。