teruyastarはかく語りき

TVゲームを例に組織効率や人間関係を考える記事がメインのようだ。あと雑記。

日本と欧米のアンケート比較調査が毎度バカバカしい件

www.landerblue.co.jp

過半数がロム専!!!

ちゃんとやっているというひとのうち、半数以上がロム専・・・
Twitterをまともにやってるという人の中で、ちゃんと呟いてる人はたったの23%だけです。Facebookは発言している人は17%・・・なんじゃこれ。

というデータがあるのだけど。
それおかしいんだよね。
Twitter本社からしたら日本人は相当使ってる。

www.itmedia.co.jp

Twitter Japanの笹本裕代表は「日本は『バルス』で最高秒間ツイート記録を持つなど、世界的にも“異常”なほどTwitterがよく利用されており、本国の社員から『どうして日本人はこんなに使うの?』と聞かれることもしばしば。普及具合、活用の幅などあらゆる点で世界をリードしている」と話す。


なんでアンケートデータがそうならないかというのは、国民性の問題。

例えばAmazonやアプリの評価で欧米人は問題なければ★5を付ける。
日本人は問題なければ★3。
想像以上に満足しなければ★5なんてつけない。
配送に文句あるだけで減点する。

欧米人は、簡単な英単語知ってるだけで「英語はちゃんと喋れる」という。
日本人は簡単な文法まで把握しても「全く英語はしゃべれない」という。

日本人は「バルス」なんて情報発信とは言わない。「みんなの役に立つこと」を言ったら情報発信という。欧米人はバルスでもご飯の写真アップしても情報発信という。
だから自分が情報発信してるより、人の書き込み見てるほうが多いのも当然。全てのアンケート結果が★3という控えめな基準でスタートする。

欧米人と比較するなら日本人のアンケート結果から★5までゲタはかせないとちゃんとしたデータは読み取れない。流行りのデータサイエンティストとかまず無理。この白書だけじゃなく、毎度毎度欧米比較アンケートでこの間違った読み方でてくるんだよ。どれだけ日本人が自分のこと謙遜するか知ってるはずなのに。世界各国みんな同じ基準でアンケートに答えてると思ってる。そのデータで日本人は世界に比べてどうかと毎回問われてもね。

とは言え、俺も「欧米人」とまとめて雑な例を上げたのは偏見なのでデータサイエンティストにはなれない。データ見る時はそれぞれの国民性や文化や、なるべくいろんな視点からの推測や知見を増やしながら判断したいよね。