teruyastarはかく語りき

TVゲームを例に組織効率や人間関係を考える記事がメインのようだ。あと雑記。

中国の音楽業界ってどうなってるの?

音楽を盗むこと: それは悪か善か?
http://jp.techcrunch.com/archives/20090331stealing-music-is-it-wrong-or-isnt-it/


中国はライブやグッズで充分儲かるようになったのかな?
プリンスやラディオヘッドやマドンナならライブで稼ぐのもわかるが
知名度低いアーティストの人はどういう状況なんだろ。


まあ、Myspaceが存在する時点でもう悪はどこへいったのやらだけど、
山崎まさよしのPVが全部公式Youtubeに上がってることでビックリしたのも
日本の音楽業界でフル楽曲を無料のネットで聴かせるようになったということだよね。
(曲だけリッピングされるとか、ネットで聴けるならCD売れないとかでどこもやらなかった)
これもだいぶ認識のズレが大きいのだろうなあ。


この議論でよくアーティスト不在といわれるのは
実際のアーティストのライブ収入とCD印税の数字が出てこなかったり
まあそれ以前に、金払ってる人と払ってない人がアンフェア過ぎるからか。


こういう対立のときって食えなくなるとか恐怖におののいてる方が
目の前の食べ物にも気づかず死んじゃうのが定番なんだよね。




日本ではTVやFMにマスが集中しなくなってきて
だから余計にドラマやランキングなどで新曲を聴かせる場がなくなってきてるけど
(特にTVドラマにマスが集中しないのは痛い。CM曲がHDDレコーダーで飛ばされるのも痛い、視聴率低下も痛い)
この状況がさらに悪化する場合、
日本のアーティストはまずどこで曲そのものを知ってもらうんだろう?



、、、と考えるとひろゆきが買ったFM246?みたいに
楽曲は無料で聴かせるのがまず先なんだろうなあ。とか思う。
すでに固定ファンがついてるビッグアーティストや
レコード会社が巨額のプロモーション費用を投じれるジャニーズなんかは
かならずしもそうしなくていいと思うけど、
この状況で資本もない新しいアーティストが1人でも多くの人に存在を知ってもらうには
やっぱニコニコ動画みたいな手作り、下積みからってのが王道なんだろうなあ。



でも、ライブをやって食っていくだけの音楽家ならさ
プロモーション費用をレコード会社が出して
一握りのアーティストだけ超メジャー OR 引退の世界より
レコード業界に縛られない世界のほうが健全なんじゃないかなあ?


曲は作れてもプロモ費用がないとCD作れません、売りません、音楽活動は出来ません
CD作る歌手はうちが決めます。曲作っても勝手に発表しないでください。
やりたいならここから出て行ってインディーズで勝手にどうぞ。
メジャーはうちが全部抑えてるけどね。


ってまあこれは相当偏見が入ってて
レコード会社としては利益出さないと本当につぶれてしまうので
アーティストの情熱には申し訳ないけど、
会社の費用は売れそうな曲だけに絞らせてもらうってのが現状じゃないかと。


でも音楽ってレコード会社に選ばれた物しか発表できないとか
本来そういうもんじゃないだろう。
プロモ費用かけるほどには売れなくなって
レコード会社から次の新しいCDが出せなくて
音楽活動をやめざるをえなかったプロはたくさんいたと思うけど
もしMyspaceのように自分の楽曲を自由にネット配布していいとしたら、
いくらでもまだチャンスは残ってて、音楽活動やめることなかったんじゃないだろうか?


僕は子供の頃いろんなアーティストのにわかファンで、
一生懸命エアチェックとかしてツタヤにCD借りにいってたけど
ランキングに入らない曲は知りようもなかったし、
声とか曲が好きだったけどランキングに入らなくなったバンドや歌手はどんどん引退していった。


今じゃTVドラマも音楽番組もみなければ、エアチェックもしないので
まったくどんな音楽があるのか分からず、(にわかファンなんてそんなもの)
で、その時間何をしてるかというと他人のブログとかネットみてるわけで
むしろニコニコの曲とかの方が詳しいぐらいだw


ニコマスプロデューサーみたいに
日本のアーティストも新曲できたらブログで動画リンクはって発表とかしてるのかな?
そしたら好きな声や歌手をRSS購読して、
エアチェックならぬネットチェックするんだけど
そういうのまとめてるところないだろうか?