teruyastarはかく語りき

TVゲームを例に組織効率や人間関係を考える記事がメインのようだ。あと雑記。

プリウスの美少女キャラはどうしたらいいのか?

この記事なんですが今年の1月から始まったプロモーションでどんずべりみたいですね。

 

トヨタのプリウス美少女キャラは失敗!?「萌えビジネス」の成否を分けるものは|ニュース3面鏡|ダイヤモンド・オンライン

作品から「金儲け」という打算が透け見えると、オタクは敏感に嗅ぎ取って敬遠する。また、そもそも「ヒット確実」などと慢心して作ったアニメが、面白くな るわけもない。純粋に「作品の面白さ」のみを追求し、その結果としてお金がついてくるだけだ。オタクたちが聖地巡礼に向かう動機は、大好きなキャラが住む 町で、そのキャラの息吹を感じ、アニメの世界を疑似体験するためである。「聖地あってのアニメ」ではなく「アニメあっての聖地」なのだ。

 

 

 

 

ソーシャルゲームにしろ、アイドル系にしろ、後ろで金儲け臭がしてても大ヒットしてるのもあるので、まあそこはなんともいいがたいですが、「アニメあっての聖地」というのはそうですよね。

 

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なんでこんなに売り文句ばかり並べてるんだと思ったら、

試乗アンケートから歌詞作ったんですね。

確かにこれはあざといを通り越してなんといえばいいのか……

 

 

この意味ではGAINAXとスバルが組んだ

「放課後のプレアデス」がうまくいったかと思います。

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2011年1月から公開されて、2015年はTV版も1クール放送されました。

一般層向けに大ヒットというわけではないですが、

とても丁寧な作りで面白かったです。

 

さすがにGIANAXはわかってるというか、アニメには車がでてこなく

魔法少女がのるほうきにエンジン音が使われてるぐらいでした。

 

もしトヨタの狙いがオタク世代向けにもっと親近感を持ってもらいたいだとしたら、アニメなりゲームなり、ちゃんと中身が面白くてその上で擬人化とかする必要があるのでしょう。

 

なぜ車本体じゃなくパーツを擬人化したのかはわかりませんが、これでドラマ作るとしたらプロジェクトXか、プリキュアか、学園日常物か……うーんパーツにドラマのっけるのは、キャラクター同士の絡みがむずかしいですね。

 

単純にアニメで考えるのであれば、やはりパーツでなくクルマ本体を擬人化して

タカラトミーと組んで「トランスフォーマー化」でCGアニメとか、

トランスフォーマーほどメカメカしくしないのであれば

上のテイストのままなぜか車に変身する無茶な擬人化でもOKですかね。

 

で、ドラマにはやはりライバルが必要なわけですが

「それゆけ!ハイブリッドガールズ!!」として

プリウスとアクアの社内で戦っても面白くないので

当然ホンダとか日産も一緒に声掛けますよね。

シリーズが進めばマツダもスバルも三菱も呼んだらいいわけで。

 

ソシャゲカードゲームにするのもありで、

グランツーリスモのように多彩なメーカーを参加させつつ

過去車種まで全部擬人化ターゲットにするといいですよね。

微課金で運営がまともなところなら、ヒットする下地は充分あるかと思います。

 

他社を巻き込むのはかなり大変かもしれませんが、

今は若者のクルマ離れと言われるように国内全体の市場が冷え込んでるので

業界全体としての取り組みは一昔前よりやりやすいかもしれません。

 

 

まあ、プリウスパーツの擬人化展開が今後もあるのかわかりませんが、

ストーリーのない擬人化には魂が宿らない、よい教訓ということで。