プランAとプランBがぶつかったときにバランスをとるプランC
「プランAとプランBの意見があるところに、ハリルさんはプランCを提示できなかった」
この回答が実に柴崎らしい。AとBの意見がぶつかった時、どちらかに偏ったポジションを取らない。プランCを見出し、バランスを取る。何がきても、どんな状況でも対応できるように。相手の意見を真っ向否定せず、自分の中で咀嚼(そしゃく)し、新たなバランスを生み出す。これは彼の本質的なキャラクターでもある。
ビジネスマンと同じ考えでワロタ。
ハリルは意見こそフェアに言い争ったが全部真っ向から叩き潰したらしいからな。
これ、コンフリクトの対立を解消するTOCの考え方そのもの。
- 作者: エリヤフ・ゴールドラット,岸良裕司,青木健生,蒼田山
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ビジネス書の名前がゴール2となってるのは偶然か。
そして宮本茂の「アイディアとは複数の問題を一度に解決するものである」という考えともかぶる。
teruyastar.hatenablog.com
サッカーにもこういう発想する人必要なんだな。
高速チェスや高速将棋といった頭脳スポーツと言われるのもわからんでもない。
柴崎はサッカー以外でもうまく立ち回れる人かもしれないね。