teruyastarはかく語りき

TVゲームを例に組織効率や人間関係を考える記事がメインのようだ。あと雑記。

野菜のエロスとは一体、、

mooom.chintai.mynavi.jp
凄いいいこと書いてあるのでメモ。

エロスを引き出すには、光の当て方が重要です。例えば、胸の膨らみなど、際立てたい部分に陰影をつけて、立体的に見せると効果的です。日本家屋の和室の場合、障子から真横の光が強く広く入るので、それをライティングで再現するのがいいのではないでしょうか?

ライティングの話。
見せたいものとのコントラスト。
どちらかというと、ライティングで見えない方が妄想捗るよね。

『こう撮りたい』と思い込みすぎると、被写体の気持ちを無視してしまいがちです。被写体を自然に撮るためには、相手を緊張させないことが大切。畳だと、座らせたり、寝転ばせたりはしやすいけど、『いきなり寝てください』と指示すると緊張させてしまいます。まずは、相手が楽な状況で撮影してリラックスしてもらうことが大事です

撮影に慣れていないモデルの方は今自分がどういう風に写っているのか不安に思っていることが多いんです。それゆえ、撮れた写真をその場で見せてあげるといいんです

前戯的な話かな。
後に続く、カメラマンと、被写体との関係性につながる。

モデルさんを安心させたら、自分が撮りたいものに近づけていきます。グラビア写真が、何を写しているかというと『関係性』を写しているのです。つまり、普段は経験できない『非日常な関係性』に僕らはエロスを感じるのです

そうこれ。
「非日常な関係性」
それをいかに演出するか。
倦怠期の彼女とも、Hが日常になってしまっては意味がない。
そりゃ不倫や浮気はそれ自体が非日常な関係性だからな。
エロゲとかこういうのかなり意識してそう。
写真だと、カメラ外でカメラマンだけに見えてるとか、なんか明らかにカメラマンとできてそうな感じとか、他にいろいろ関係性の妄想ができるといい。

表現が直接すぎると引かれてしまいます。大事なのは、見る側の妄想を引き出したり、その先のシーンを想像させること

直接の表現じゃなく、あくまで見てる人の妄想に頼る演出。
表現しないことで、表現を完成させる演出。

この記事でも、野菜に切り込みを入れる、野菜の内部まで光を当てる、野菜のヒゲを写すなどは、野菜が見られたくないであろうところまで演出して、妄想かきたてるいい演出だと思う。


いや、ほんと演出の本質に触れてわかりやすい良い企画でした。