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天才になれる秘密

という物をふと思い立った。

天才というのはコピーがうまい。
凡才はひたすら努力する。

たぶんこれが真理だ。


天才というのは自分でゼロから発明しようとはたぶん思わない。
宮本茂スーパーマリオ
「これまでのいろんなゲームのいいとこどり」
と言ったがそれはつまり
コピーの組み合わせでオリジナルを作ったわけで、
ゼロから1を生み出した訳じゃない。


これは現在の任天堂のゲーム機もそうだし
Googleが、スティーブジョブスが、ビルゲイツでも
みんなコピーの組み合わせの天才であり、
Googleは他者のサービスを買収して組み合わせ、
WindowsMacをコピー、Macはパロアルト研究所の発明をコピー)
手塚治虫や現代の有名漫画家も映画やアニメや文学、
写真、イラストのコピーをマンガに落とし込んだのであり
その映画のスピルバーグやジョージルーカスやキューブリックなんかは
黒澤明をうまく組み合わせ
黒澤明はドフトエフスキーやシェイクスピアを組み合わせた。
コピーを昇華したようなエヴァンゲリオンを作った庵野秀明などは
自らをコピー世代と呼ぶ。
かのニュートンや、エジソンだって
他の学者のコピーを先に特許にしたような人達で、
アインシュタインに至ってはその特許庁につとめてたような人である。
エジソンはどっかのマンガで読んだような、うろ覚え(/_・)/)

ニュートン(2) - 哲学的な何か、あと科学とか
http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/doc/nyuuton2.html


で、あなたの周りの要領の良い人と、要領の悪い人を見比べてみよう。
要領の良い人は、
すでにある物を自分の所へもってきて
ちょっとぐらいルールから外れても
適当に書き換えてまるで自分が作ったかのように成果を出す。



要領の悪い人は、
ゼロから自分で考えて、教科書やルールからは絶対はみ出さず
努力に努力を重ねて、結果、
すでに誰かが作ったような物の劣化版を持ってくる。
どうしても自分の考えにこだわり。
基本的にパクリは悪だと思ってる。



要領の良い人はたいていコピー元が豊富なので
(同じ業界からはもってこないで、趣味や遊びから持ってくるとか)
特に法に触れるとか、悪いことをするわけでもなく
素人にはばれにくい、すばらしいパクリをしてくる。

創造のコツは、それがどこから得たものかわからないようにすることだ。


アインシュタイン

(id:Pandasista さんありがとうございます。)



では、なぜ要領の悪い人はそれができないのか?
なぜコピーをパクリを悪だと思い込んでるのか?



もちろん単純コピーは法に触れる。
それは何かとまずいししょせん二番煎じなのでたいして儲けもしない。
しかし、複数コピーの組み合わせとなれば別だ。
自分の業界にあるものは
たいていもう他人が組み合わせしきった後なので
すぐに見つかるよい組み合わせは残ってないが
他業界にはコピーできる無限の素材がある。


「自分の力で生み出さなければ本物じゃない。成長しない」
この思い込みが間違いの元だ。
人間にゼロからうみだせるものなんて何一つ有りはしない!
人間における最大の生産物、
自分の子供さえ伴侶とのコピー遺伝子の組み合わせなのだ。


しかし新しく組み合わされたそれはオリジナルとも言えるだろう。
そういう組み合わせは今までなかったからだ。
オリジナルが増えたら組み合わせはさらに指数関数的に増加する。
だがコピー元をちゃんと理解してないと、
うまい組み合わせも書き換えもできない。
プログラムだって同じだ。



すると要領の悪い人は、
コピー元が自分しかないのに子供を産もうとしてるのに似てる。
それでオリジナルを作ることは無茶だ。



むしろなぜ、ぼくらはコピーに罪悪感を覚えるようになったか?


それは学校教育にあるような気がする。


学校ではひたすら「自分で考える力」を養おうとする。
テストのときみんなで協力してはいけない。
それはカンニングだ。
自分の力だけで解かなくてはいけない。
社会に出てひとりぼっちになって、
自分の力だけで生きていけなかったらどうするんだ?
もっと競争しろ。
報われるのは上位だけだ。
他人を頼る子にはなるな。
ケータイで検索する?
いざという時電源が切れたり、
圏外だったらどうすんだ?



ところが!
実際に東大に入るような人は先人のパクリがうまい。
自分で考えるよりも素直にうまい人の真似ばかりをする。
有名な塾に行っては最適な受験テクニックを真似、
一番記憶に残る勉強方法を真似、
使える物は友達でも親でも使い、(それ以上に報いもする)
それで自分は楽にメンタルを保てるようなライフスタイルを真似、
東大に入るだけなら最低限の勉強しかしなかったりする。
ヘタすれば本当に自分では何も考えてないかもしれない。



「自分で考える力」とは
「自分で過去の資産を組み合わせる力」じゃないだろうか?
とするとひたすら先人のよいところをパクり続けるのが正しくて、
テストなんかもクラスみんなで協力して
全員が100点取る方が良いのでは?
社会に出て派閥争いで足を引っ張り合うより、
みんなで協力して全員Win-Winにするほうが良いのでは?



「それでは自分で解決しようとする意義を失って
人を頼り、みんなダメになってしまう」なんて
それはただ「ウソの恐怖」を植え付けてるだけで
僕らはそれにとらわれてるんじゃないのか?


鉄鋼王アンドリューカーネギーは鉄のことなんか
ほとんどなにも知らなかったらしいじゃないか。


これは恐怖そのものを恐れることより
みんなで協力し合うことのほうが大事という事なんじゃないのか?


例え同じように勉強してるように見えても
頑張って頑張ってひたすら努力する奴が結果を出せなくて
コピーしてコピーしてひたすら組み合わせを楽しんでる奴が
うまいこと結果を出してるんじゃないのか?


偉い人がたくさん本を読むことを推奨するのは
本に圧縮された背景哲学を膨大にコピーさせるためじゃないのか?


僕の1000ブクマ超えた記事が全てTV番組のコピーに味つけしたもので
Gigazineは海外のニュースや企業ニュースリリースのコピペで
アルファブロガーを数十倍上回るPVを稼ぐのが
やはり2chをうまく編集したコピペサイトなのも、
あなたのブログが自分のオリジナルの記事より
自分の意見のないまとめ記事の方がより多くのブクマを集めるのも
全てはコピーの組み合わせによるオリジナルであって
自分でゼロから考えるとだめなんじゃないのか?


そもそも自分になにがしかを生み出す力があるというばかげた思い込みが
他人に学ぶことを忘れ、謙虚さを失い、目を曇らせる原因じゃないのか?

「Imagine」


想像してご覧 個人の持ち物は無いって
そうするのは難しいかも知れない
貪欲になったり貧困になったりする必要は無いんだよ
人類はみんな兄弟なのだから
想像してご覧 世界を共有している人たちを


僕が夢を見ていると、君は言うだろう
でも今でも僕だけじゃないんだよ
いつか君たちも、私たちと一緒になって
そして世界はひとつになって生きていくだろう


そう!
逆なんだよ!!


この世に個人の持ち物は無い。
僕らがコピーを避けてゼロからオリジナルにこだわりたい理由は
それを独占したいという欲望だ!
それを他人にコピーさせまいという嫉妬だ!
だから自分の考えにこだわり、他人のアイディアは否定する!
それは自分がオリジナルでありたいという遺伝子!


でも本当のオリジナルの組み合わせを達成して、
幸せになれるのはコピーを共有する人達だけなんだ!


つまりは天才へ至る道が、
パクリに罪悪感をいだかないことであり
自分になにがしかの力があるとうぬぼれないことであり
それをパクり速度を加速させ、
あるていどパクリきったところでオリジナルの組み合わせができるようになる。


攻殻機動隊のロボット、タチコマが、
情報並列化(ロボット8体のその日の行動全部を8体並列にコピーする)を
加速させたすえにゴースト(オリジナル)を手にするのは必然であり
君がその本質にいつ気づくかなんだ!



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追記


トラックバック先のraw ellさんより
2005年のこれと似たような記事を教えてもらいました。

それは巨人の肩に乗ったから : NDO::Weblog
http://naoya.dyndns.org/~naoya/mt/archives/001538.html


トーバルズ、Solarisを斬る:インタビュー - CNET Japan
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20079899,00.htm


私は証明された概念というものが大好きです。
ヒーローを1人挙げろといわれれば、
迷わずSirIsaacNewtonを選ぶでしょう。
彼が歴史に名をとどめた偉大な科学者であることも理由の1つですが、
もっと大きいのは彼が遺したあの有名な言葉かもしれません。
Newtonは
「私が他の人より遠くを見ることができたとすれば、
それは巨人の肩に乗ったからだ」
といいました。


実際のNewtonは、必ずしも好人物ではなかったかもしれません。
しかし、この言葉は科学を、
そしてオープンソースをうまく言い表していると思います。
重要なのは巨人の肩に乗り、他人の概念やアイデアの上に、
改善を積み重ねていくことです。


新しいこと、変わったことがしたいという理由で、
ゼロから新しいもの、変わったものを作ろうとするのは、
私にいわせれば愚の骨頂であり、思い上がりです。
Linuxが目覚ましい成果を上げているのは、
細事にこだわり大事を逸する愚を犯していないからです。


しかし、この穴に陥るプロジェクトのいかに多いことか。
NIHシンドロームは病です。
(編集部注:NIHはNot Invented Hereの略。
NIHシンドロームとは他所で開発された技術を嫌い、
自社の研究成果にこだわる考え方のこと)。


僕はさまざまなコピーの断片を組み合わせて
このオリジナルの記事を書き上げたつもりでしたが
まだまだ僕程度のコピーでは車輪の再発明でしかなかったわけです。
それでももしこの記事が、たくさんのブクマを集めたら
そりゃうまいこと組み合わせたなということかもしれませんが、
これからはうぬぼれず、
ひたすらたくさんの人の経験を素直に共有していこうと思います。



関連:
NOTEBOOK »NOTEBOOK» ブログアーカイブ » パクリの語法 - KON'S TONE
http://konstone.s-kon.net/modules/notebook/archives/530


あなたが3日坊主で終わる理由。あるいはメンヘル療法。 - teruyastarはかく語りき
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20090625/1245870971


本当に「天才」となる秘密 - teruyastarはかく語りき
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20140216/1392586663