もしかしたらあなたの人生を変えるかもしれない、やる気、集中力、簡単養成講座
あなたは毎日充実してますか?
8時間フルに集中力を発揮して仕事に取り組んでますか?
毎日の授業を全て集中して受けてますか?
家に帰ると勉強に身が入らないことはありませんか?
何をやるのも途中でやる気がなくなって投げ出すことはありませんか?
物覚えが悪かったり、単純なミスを繰り返すことは?
慢性的な体のだるさはありませんか?
朝はきちんと起きれますか?
はてブつけても、実行に移さなかったライフハックばかりになりませんか?
人生そのものにやる気がなくなってませんか?
もちろん、そんなことはないという完璧超人はいません。
しかし、リア充と言われるような充実した人生の
完璧超人に近い人はいるでしょう。
もしそのリア充が8時間きっちり集中できて、
自分の仕事や、勉強は1日のうち3時間しか集中できなくて、
毎日5時間の差が開いてたとしたら?
週に35時間の差が開いてたら?
月に140時間の差が、
そして年間1680時間をスキルアップに使われてたら、
10年で資格何十個分の差になるでしょうか?
1日の集中力の差が、やる気の持続力が人生を左右してもおかしくない、、、
今回はその解決になるかもしれない、
一人でも多くの人が知って置いた方がいいと思った番組内容をご紹介します。
それは、こちら!!
ためしてガッテン:過去の放送:低カロリーダイエット 失敗と成功の分岐点
http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2009q1/20090121.html
え?
ダイエットはもういいって?
いやいや、確かに今回紹介するのは
番組そのままの『ダイエット食事法』ですが、
番組内で僕が注目したのは、それにともなう副作用の『集中力』です。
あくまで、『集中力』を主眼に、ついでにやせるぐらいの解説をしていきます。
いきなり結論から。
タンパク質(20%)+脂質(20%)+糖質(60%)+野菜(いくらでも)+スープ(味噌汁とか)を*1
スープ >(野菜 、タンパク質、脂質)> 糖質
の順番で食べる。
これで、集中力が持続します!
以下、番組に沿って解説していきます。
脳はほぼ糖分で動いている
脳は膨大なエネルギー量を消費します。
一説によると脳は体重の2%しかないのに、
エネルギー消費量は500カロリーにも達し、
成人男子1日の平均カロリー消費量2200〜2500からすると
20%近いエネルギー、軽い弁当一個分は持って行きます。
ブドウ糖はためて置けない
ブドウ糖をグリコーゲンとして肝臓に貯蓄できる量は約60g
お茶碗一杯分ですが、あとは脂肪に変換されます。
そして寝ているときでも1時間5gは消費し続ける。
脳が活発に動くときはその程度によって
どれだけ消費されるかわかりませんが、
6時間はもたないでしょう。
ブドウ糖が切れると脳は栄養を失い、死滅していきます。
そうならないために、脂肪より先に筋肉を糖へまず分解、
内臓へも悪影響がでてくるそうです。
これは体の機能を犠牲にしてまで、脳が緊急事態だということ。
(ここは考え違いとの指摘。追記しました)
番組の実験
ホームページでは省略されてますが、
僕が一番興味をもったのは集中力の実験でした。
女子大生6人を2つのグループに分け、
腹ぺこなときにそれぞれ600カロリーの食事を取ってもらい
お箸で豆を絵にそって並べる作業を2時間やってもらいます。
このときAグループの600カロリーは、だいたい
タンパク質(20)、脂質(50)、糖質(30)
そしてBグループの600カロリーは、
タンパク質(20)、脂質(20)、糖質(60)*2
実験結果は、Bグループが2時間で完成させてまだまだ笑顔と余裕があるところを
Aグループは1時間目で作業に疲れが見え、2時間目ではぐったりしてました。
とてもショックだったのは、
そのグッタリした女子大生が、
学校で集中できなかったときの僕、
仕事で集中力がとぎれたときの僕、
家でやる気ができないときの僕の雰囲気にそっくりだったこと。。。
例えば、小中学校で給食を食べてたときの成績に比べ、
高校から野菜の入ってない弁当を近くで買ってたときの成績は、、、、
偶然でしょうか、、、、。
、、、こんな単純な実験だけでは疑似科学だと言われるかもしれませんが、
ためしてガッテンを信じるなら、そこに何か、とても大事な何かがあるわけです。
ここぞという集中力を1時間で切らすのと、
2時間以上集中を持続できる何かが。
糖分を多く取ればいいのか?
脳のエネルギーだけを考えるならそういうことになります。
しかし、アイスクリームやチョコレートを食べ続けながら
仕事や勉強をしてると、ブクブク肥満になってさまざまな合併症から
余計ひどい人生になるのは目に見えてます。*3
そこで最初に出た
タンパク質(20%)+脂質(20%)+糖質(60%)+野菜(いくらでも)+スープ(味噌汁とか)を
スープ >(野菜 、タンパク質、脂質)> 糖質
の順番で食べる。
です。
先にスープを飲むことでおなかをおちつかせる
胃は膨らむだけである程度満腹中枢へ刺激を送ります。
糖質をとりすぎずに最大限に活用するためにも、
最初にスープを飲んで食べ物を要求している胃を落ち着かせるのが有効です。
繊維質の野菜を先に食べることで、糖質の消化を遅らせる
ブドウ糖はそんなに溜めて置くことができません。
しかし、胃や腸で消化吸収するのを遅らせることができれば
それだけ長く栄養補給ができます。
同じカロリーの食事で満腹感も長く続きます。
副作用として、小腹が空いておやつを食べるという気にならなくなります。
かならず、ご飯は最後に食べなさいと言うことではありません。
おいしく食べるのが一番ですが、気持ちこの順番を意識するだけでも
だいぶ結果が違ってきます。
ちなみに同じ野菜でも、芋類は炭水化物。糖質扱いで。
もちろん、おにぎりだけとか、肉だけとか繊維野菜のない食事は
集中力が続かずダウトということになります。
偏食食生活の場合、野菜をきっちり取るという基本的なことが
何よりも最大のポイントでしょう。
飢餓に備えるスイッチ
ダイエットに詳しい人だと知ってると思いますが、
脳の糖分が慢性的に不足すると、
体は、エネルギーを保存するため慢性的な省エネルギーモードに入ります。
低体温、低血圧、冷え性、体のだるさ、、
一番エネルギーを使う頭の回転にも影響あるかもしれません。
明確なスイッチのオンオフがあるとは限らず、
1日のうちに交感神経が活発になる時間がどんどん減少していくようです。
砂糖はダメ?
砂糖は吸収が早すぎるので、急激に血糖値が上がり、またすぐに血糖値が下がります。
番組はダイエットがテーマだったので、まったくオススメしていませんでした。
、、、ですが、今回僕が気にしてるのは「集中力」です。
お茶碗いっぱいの糖質で、どれだけの強い集中力と持続力になるのか?
仕事が調子いいときと、
ひたすら悩んでるときと、
ストレスが強いときと、
楽しんでるときと、
デスクワークか、体力仕事か、内容によってもさまざまだと思います。*5
ためしてガッテンの作法は守りつつ、
それでも頭に糖分が足りないと思ったら、
チョコやキャンディーをちょっとだけ補給するというのも
「集中力」を優先するならありでしょう。
参考にもの凄く頭を使う天才プログラマーの例を紹介します。
論理的思考の放棄
http://d.hatena.ne.jp/softether/20070324
入力エラー無く手を動かせる速度には、物理的な限界があるようだ。多くても 1 日 1 万行程度くらいである (それでも、入力エラーは頻繁に発生する)。
この作業は、エネルギーが必要なので、食事をちゃんと採ることや、好きな飲み物 (100 % オレンジジュースが良い) 等を机の上に用意しておくことが推奨される。
(例として不適当でした。追記で解説)
川崎修平@モバゲータウンは午後ティーだけで三徹する/Tech総研
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001486
また、乗っているときに固形物を食べるとリズムが途切れるので、食事はしません。
― お聞きしました。午後ティー(午後の紅茶)を飲むだけとか。なぜ午後ティーを?
か ミルクティー味なんですけど、紅茶で目が覚めるし、糖分は頭に働くし、ミルクは健康的でしょ。箱買いしてありますよ(笑)。開発中はずっと飲んでいるんですけど、たくさん飲むと定期的にトイレに行くようになりますよね。それがリズムを生むのでまたいいんです。
さっきも言いましたけど、私は乗るまでに時間がかかるので、始めたら力尽きるまで続けます。昔は三徹とか普通でしたよ。
― 午後ティーだけで三日徹夜ですか!
か はい。でも最近は後を引くようになって、あまり無理をするとスループットが出なくなってきた(笑)。徹夜は一日までに抑えています。
いや、、これは参考にしちゃダメな気がします(´。`)
もひとつ、マンガなので参考にはならないですが、
「デスノート」に出てくる天才探偵Lが甘党なんですが
頭を使ってたら太らない
という、いかにもな台詞を劇中で残してます。
ダイエット関係なく大量に食うなら集中力は最大か?
いいえ。
この場合、消化のため血液が最大限胃や内臓に集中します。
比例して、脳の血流量は下がり機能低下します。
昼に腹一杯食べ過ぎた後、
午後一の仕事が単純作業だった場合もの凄く眠くなるのはこのためです。
(胃に血液が集っても脳の血流量は減らない模様。満腹で眠くなるのは間接的な理由。追記しました。)
食べ過ぎは言うまでもなく、体に悪影響で集中力も悪くなるのでオススメできません。
これは、「腹八分」という昔ながらの教えに従いましょう。
ガッテンが勧める食事法もそれで充分満腹感を味わえる構成になってます。
自分は食べる食べないに関わらず、集中すべきときは、ガッと集中できるが?
そういうなんらかのトリガーをもってる人もいます。
食事に関係なく締め切りなどせっぱつまったときにも火事場の力は発揮できます。
しかしその糖分はどこから来てるか?
食べなくて、筋肉を分解してるならあとでさらに疲れるし、
(グリコーゲンで1日もつなら、その間は分解される恐れはなさそうです)
食べ過ぎも、内臓の負担がでかく、ストレス系の病気になる恐れもあります。
野菜にある自然なミネラルや、
まだ詳しく解析されてない微量栄養素が生きるために大事な事もあります。
長い人生の長期的な効果をみるなら、
基本の食事を正すことがずっと大きな効果を期待できます。
まとめ
大事な事なんで3回いいます。
タンパク質(20%)+脂質(20%)+糖質(60%)+野菜(いくらでも)+スープ(味噌汁とか)を
スープ >(野菜 、タンパク質、脂質)> 糖質
の順番で食べる。
目分量でどうチョイスしたらいいかは、
ためしてガッテンのホームページを参考にしてください。
人生に多大な影響を及ぼす「やる気」は自分の意思や、精神力を問う前に
物理的な土台がないとでてきません。
たんに自分の意思が弱いということではないのです。
食事というきちんとした土台ができあがってないばかりに
長年やる気を逃しまくってる人が、
もしかして過半数を超えるのでは?
という危惧さえあります。
追記:自分で試してみた
確かに、スープからはじめ、繊維野菜をたくさんとって、タンパク質や、脂質、
最後に炭水化物を取ると腹持ちします。
いつもの3分の2の量で間食せず腹持ちがしましたから、
ダイエットは成功して当然でしょう。
しかし、集中力という点ではいまひとつです。
まだ体の途中からだるさなどが抜けきらないというのは、
はじめたばかりで体の飢餓スイッチがまだオフになってないのかもしれません。
とりあえず2週間は続けようと思います。
オレンジジュースを飲みながら仕事してみた
ダメでした。
特別集中力が上がることもなく、むしろすぐ疲れます。
上の天才の例は不適当でした。
あれは、天才的に脳を活用するから糖分が不足して必要になるわけで、
糖分を補給したから天才的に脳を活用できるわけじゃないです。
原因と結果が逆。
集中したいときに胃を働かせてはいけない
というのは、胃や内臓を活動させながらだと
当然脳の血流量が減るからです。
もしかして脳は内臓のコントロールもやってるかもしれません。
とすると、集中力を発揮したいときに何かを口にするのはダメ。
これは水とか、飲み物でも胃が働きはじめるのでダメです。*6
そして僕もこれまでお茶を飲み過ぎてたので、改めねばいけません。
僕の今回の集中力のなさはそこにあるような気がします。
ガッテン流を守れば糖分の補給は必要ない
チョコやキャンディーを食べながら、
はたまたオレンジジュースを飲みながらでは集中できないのも
胃を働かせ、濃い味がさらに喉を渇かし水を飲んでは胃が働くからかもしれません。
そりゃ、よほど集中力を発揮しすぎて糖質が足りなくなってきたら
体が自然に分かると思いますからそのときはじめて取ればいい。
また、20%の脂質、油も糖質の消化を遅らせたり、
脂溶性ビタミンなど栄養の相乗効果もありますから、
あの黄金比をベースにするべきでしょう。
今回の失敗を元に改めてまとめると、
タンパク質(20%)+脂質(20%)+糖質(60%)+野菜(いくらでも)+スープ(味噌汁とか)を
スープ >(野菜 、タンパク質、脂質)> 糖質
の順番で食べる。
集中したいときに胃を動かしてはならない。
なるべく内臓を働かさないという意味では、
ガッテン流、低カロリーダイエットそのものが、
一番集中力を高められるかもしれません。
これを守ればお茶碗一杯で必要充分な集中力を保てるんじゃないかと考えます。
僕の経験上、凄い集中力を発揮してたときはおなかの中が空っぽに近く、
完全に内臓の活動が休止してるときでしたので、
方向性は間違ってないと思います。
これで正解かどうか、飢餓スイッチオフになるまでもうしばらく試行錯誤しつつ、
うまくいったらまたエントリーに上げたいと思います。
27,28日に再放送があるようです。
id:j-kondoさんありがとうございます。
検索結果[総合] - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]
http://tv.yahoo.co.jp/search/?sword=%A5%AC%A5%C3%A5%C6%A5%F3&sgenr=
2009/01/27 27:30〜28:15 NHK総合
2009/01/28 16:05〜16:50 NHK総合
追記2 メタボ研究をしてるid:yun__yunさんからご指導受けました。
知らなかった! 食生活の謎 - 終始一誠意
http://d.hatena.ne.jp/yun__yun/20090122/1232641251
つまり脳以外で起こりうる「エネルギーの不足」なら「脂肪の燃焼」で対応できるのですが、「糖の不足」には「筋肉の分解」しか方法がないのです。
グリコーゲンはいくら「とりあえず分」といえども、
一日分ぐらいは溜め込んでいます。
つまり脳にとって、1日絶食するぐらいなら平気です。
それを、「お腹が空いたら筋肉分解されるよ!」
みたいな危機感を煽るような書き方で、すこしどうかな、と思います。
グリコーゲンの扱いは僕が間違ってたようです。
60gでも、1日の脳のエネルギーとしては大丈夫。
もうひとつ、消化で胃に血流が集まっても脳の血流量が低下というわけじゃなく
満腹中枢と同時に睡眠中枢が刺激されることで眠くなるようです。
ほんとすみません。
解体新ショー
http://homepage1.nifty.com/sagi/kaitai.html
食事をするとなぜ眠くなるか。
一般には胃に血液が集まって、脳の血液が減るからなどと言われているが、
実際には脳の血流はつねに制御されているので、
食事で減ることはないとのこと。
食後に胃に血液が集まるのは事実だが、
この時の血液はおもに筋肉から回っているのだという。
では満腹になると眠くなる理由だが、
実は満腹中枢と睡眠中枢は近い位置にあるので、
満腹中枢が刺激された時に一緒に睡眠中枢まで刺激されてしまうのだという。
また昼食後に眠くなったりするのは、
昼食後の時間がちょうどサイクル的に眠気のピークが来る時間になっているということも大きいとのこと。
id:hiro7373さん、ありがとうございました。
完全に僕は迷信にはまってました。。。。
胃を働かすからではなく、満腹中枢を刺激するから。
もの凄くおおざっぱに考えると「食事を取る>眠くなる」で同じ事にも見えますが、
きちんと原因を知っておくことで、細かい対処が違ってくるかもしれません。
とりあえず4回言った大事な事にはまだ物言いがついてません。
解体新ショーの解釈も、
カロリーを抑えるガッテン流で満腹中枢(の隣にある睡眠中枢)への刺激がおさえられるなら矛盾しない気もします。
なんにしてもまずはガッテンの実験結果を信じて自分でも続けていこうと思います。
(今日は普段より全然調子よかったですし)