共同通信のテクに舌を巻く
東京都内で開いた歓迎会を巡り、新型コロナウイルス感染拡大の状況下での集会は飲食を伴わなくとも不適切ではないかとの指摘に対し「質問の意図が全く理解できない」と述べた。
みんなまたしても非難轟々だ。
理解できないとは、なんて傲慢な奴だ。
1次情報チェックしよう。
www.youtube.com3分から。
ここの問題は2度めの記者の質問。
ぜひ映像の字幕補正見ないで、組織委員の席に座ってるつもりで音声のみ聞いてほしい。
記者「飲食を伴わなければ、14日超えれば買い物に行ったり観光に行ったりしてもよろしいのではないでしょうか?」
字幕で記者の質問が補足修正されてるが、字幕とは違い記者が噛みすぎていい間違え、ほんとに後半の質問が理解できない。組織委員のトーンも別に逆ギレしてるわけじゃなくて、メモした上でほんとに理解できないときのトーン。このやりとり、みんなが怒るところだろうか?
よしんば2回目に食い下がってる前半。
今、東京の感染者の状況を見れば人が集まることがものすごくリスクがあると言われるときに社会へのメッセージとして本当に適切なんでしょうか
これはもう、パラリンピックそのものやこの記者会見も含め、学校も役所も通勤電車も会社にしても全てに言えるあまりに適用範囲の広い質問で、組織委員スポークスマンに対して「なぜあなたはロックダウンしないのですか?」と聞いてるに等しい。それは総理大臣に言う質問だ。
この動画、2つ目の質問中にも編集点があるので正確には2次情報になる。オリジナルはもっと噛んでたのか通訳が入ったのか、組織委員が一呼吸置いた所でカットされてるため、社会のメッセージに対して何か答えてた可能性もある。
すごいのは会見を動画でみるとどうでもいいようなトーンのやりとりを、みんなが怒るような記事に仕立てあげるメディアなんだよね。
記者会見の切り抜きは、動画で見ると全然思ったようなトーンじゃないものが多い。電話で話すとなんでも無いけど、そのまま文字のメールにすると怒ってるように見えるような。その上で上記記事は悪意がある。
記者会見する人はもうドライブレコーダー付けて自分で全編アップしたほうがいい。メディアのやってることは当たり屋が事故の調書作ってるのと変わらん。
ちなみに記者会見は、Googleのツールから24時間以内とかで絞ると見つかることありますよ。政府系などは公式サイトに会見載ってたりするのでそっちで。