teruyastarはかく語りき

TVゲームを例に組織効率や人間関係を考える記事がメインのようだ。あと雑記。

今更だが、なぜ日本ではGoogleよりYahoo!のシェアが高かったのか?

Yahoo!JapanがGoogle採用したことで、
ほんとにシェアがどうのとかは今更の話なんだけど。


ヤフーとグーグルが提携、アルゴリズム検索技術にGoogleを採用::SEM R
http://www.sem-r.com/news-2010/20100727153000.html



Google
http://www.google.com/
潔いほどシンプルなGoogleと、


Yahoo! JAPAN
http://www.yahoo.co.jp/
ゴチャゴチャカテゴリーのYahoo!



んで4年前の疑問がこんな感じ。

Yahoo!Googleより人気の日本、なぜと頭をひねる − @IT
http://www.atmarkit.co.jp/news/200606/14/yahoo.html


「世界各国でGoogleのウェブ検索のシェアが高いが、
日本では圧倒的にYahoo!検索が強い。これは興味深い現象だ。
なぜかと聞かれても分からないが……」。


海外ではこの構図が一変する。
米国、英国、フランス、ドイツではGoogleの利用率がトップ。
Yahoo!の利用率は10〜20%台に過ぎない。


井上氏によると、Yahoo!は韓国、台湾など
日本以外のアジア諸国でも人気で、
Googleを上回るシェアを獲得している。
井上氏はYahoo!がローカル企業と組んで
コンテンツを充実させていることを説明し、
「なんでもそろうというポータル戦略が珍しくうまくいっている」と分析した。

広告β:日本ではなぜ、Yahoo!Googleなのか
http://kokokubeta.livedoor.biz/archives/50734616.html


1,日本を含む、アジア諸国で人気…「Yahoo!=カラオケ説」
2,なんでもそろうポータル戦略
3,先行者利益


個人的には、Yahoo!Googleでは、その前提としている世界観が違うと思う。
Yahoo!は、「人は大体同じ」という世界観を、Googleは「人はそれぞれ違う」
ということを前提にしてサービスを構築しているように感じられる。
言い換えると、Yahoo!は「みんな」を、Googleは「あなた」を見ている。

「際立つYahoo!検索のシェアは日本独特の現象」NetRatings萩原社長
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2006/04/21/11756.html


一方、海外ではYahoo!が苦戦しており、
米国をはじめ英国、フランス、ドイツなど欧州各国でも
Googleのリーチが飛び抜けている。
2006年3 月の調査では
Googleは54.5%に対して、米Yahoo!は28.2%だった。
欧州ではさらにGoogle優位の情勢で、
Googleのリーチは70.4%、
Googleは73.7%、
Googleは66.3%
といずれも過半数を大きく上回った。
これに対して
Yahoo!は15.6%、
Yahoo!は11.7%、
Yahoo!は10.1%
と2割にも満たなかった。


こうした差はなぜ生じたのか。
Yahoo!の検索サービスが圧倒的シェアを握っているのは
日本独自の現象だろう。
海外ではYahoo!のサービスが立ち上がる前にGoogleがやって来た。
他国には孫さん(ソフトバンク孫正義代表取締役社長)がいなかったから、
としか言いようがない」。

何で日本はYahoo!のシェアがGoogleより高いの? - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1027150215


アメリカもイギリスもフランスもイタリアもベルギーもオランダも
フィンランドデンマーク、スペイン、ポルトガル、スイスも
欧米だけですが、全部Googleの方が検索シェアが高いです。
なぜです??


ベストアンサーに選ばれた回答


先行者有利の法則」です。

先行者有利なら、本拠のアメリカで後から喰われたのはなぜなんだぜ?


まあそれはともかく、、

こないだめずらしく親戚のおばちゃん(60~?歳)に
パソコンの使い方教えようとしたんですが、
ブラインドタッチ出来ないんですね。
もちろん想定内ですが、
じゃあ見ながら日本語が打てるかというとやっぱり厳しい。


ローマ字で打って変換するのはもちろん、
50音カナ打ちでも探すのや変換に一苦労みたいで、、
でも、それも想定内なので結局遊びたいゲームとかを
僕がブックマーク登録して終了しました。


で、このときちょっと思ったのですが、

英文字圏のおばちゃん(60)が、文字変換なしの26英文字を入力するならこんな結果になるだろうか?


そう、僕は普通にPC使ってるからブラインドタッチ出来ない人の、
物言わない多数派の心情とか知ったこっちゃないですが
たぶん60のおばちゃんでも、欧米なら
「sushi like」とか「free game」とか打てそうですよね?
26文字で変換なしですし。


でもアジア圏は「漢字」に「変換」するとか、
「子音」「母音」の組み合わせで自国語に「変換」しないといけないので、
これをいちいち入力変換するのはめんどくさい。
日本のおばちゃんみたいに入力に5分も時間かかるぐらいだったら
適当なカテゴリーを漁ったほうが(辿りつける情報精度はともかく)
「イライラ」しないと思います。
あるいは、カテゴリーや自分のブックマークにない物だけ
「仕方なく検索する」とか。



もし、ブラインドタッチ出来ない人達が
物言わぬ、、いや、物書けぬ多数派として、

ポータルサイトで「イライラしない反応が速い方」を選ぶなら
英文字そのまま使える欧米人は「Google
漢字変換とか自国語変換とかがめんどくさいアジア人は「Yahoo!

とすると、なんでYahoo!がアジア圏で強かったのかというのも
納得いく気がするんですが、どうなんですかね?



関連:


PC利用者の半分がタッチタイピング(ブラインドタッチ)できない 「得意」が54.0%
http://sbietc.blog43.fc2.com/blog-entry-741.html