teruyastarはかく語りき

TVゲームを例に組織効率や人間関係を考える記事がメインのようだ。あと雑記。

夢見る試験勉強

■--ほぼ日刊イトイ新聞 - ねむりと記憶。池谷裕二糸井重里
http://www.1101.com/suimin/ikegaya/2007-11-26.html


ちょっとこれ、名言おおすぐるので
自分用にまとめとく。

たくさん寝たという実感は、
どれだけ、朝、ふとんの中でグダグダしたか、
という感覚だけなのかもしれません。
それだったらば、ピュアな睡眠とはいえないです。


どれだけ眠ったか?
という朝の時間の確認がまずだめなのかあ!!


起きているときには、
特定の瞬間だけみるとある瞬間に30%ぐらいだけ、
ニューロンは動いています。

ところが、
深い眠りのとき、ニューロン
100個、全部が動いているんです。


100%!!
脳を100%使えるのは、北斗神拳の伝承者だけのはずだぞ!!!!

朝に何か、ものを覚えるとします。
例えば、英単語をたくさん覚えるとしましょう。
夜になって
どのくらい覚えているかをテストしてみると、
当然ですが、ある程度忘れています。


でも、いったん夜に寝て
次の日の朝に試してみると、
忘れていたはずの単語が、
復活したりするんです。


ばかな!
覚えてなかったはずなのに!!


睡眠は、
ただ定着させるだけじゃないんです。
「こなれた記憶」にするんです。
記憶というものは、
そのままではまったく意味がなくて、
消化しないとダメなんですよ。
睡眠は、その消化器官‥‥というか期間、
そういう意味があるんだと
私は思います。

CA3は、昼間に情報を集めます。
保管場所は大脳皮質。
このCA3で、睡眠中、
それもとくに深い眠りのときに、
すごくおもしろいことが起こるんですよ。
それはですね、情報の圧縮です。

因果関係をつなげて、
情報を圧縮できるのは
睡眠のなかでも、深い睡眠のときです。
これはすごくシンボリックだと思います。


ですから僕は、「寝る」ということは、
あれこれ離れた現象について
「これとこれ、意外と関係あるかもしれない」という
いわば「気づき」を与えるんじゃないかな、
と思うんです。


ああ、なるほど!!
それで、ブルース・リーは「考えるな、感じるんだ!」
ってわけか。
本当の能力を発揮するときの気づきや、体の反応って無意識なんだなあ。

●Aグループ
 朝に問題を見せて、8時間考えて、
 8時間後に答えてもらう。


●Bグループ
 夜に問題を見せて、8時間睡眠をとって、
 朝に答えてもらう。


●Cグループ
 夜に問題を見せて、朝答えるが、
 徹夜で8時間考えてもらう。


朝に問題を見て
8時間かけて考えたAグループの
正解率は、だいたい20%くらいです。
そのくらい難しい問題ばかりです。


徹夜で考えたCグループも、
実はAと同じで、20点くらいでした。
僕は、徹夜組の点数は
減ると思ったんですけどね。


でも、寝たBグループは、
60点取れました。


糸井
えええ?!
寝た人って努力してないわけでしょう?


そうです。
本人の意図で考えたわけではない。
なのに、すごいですよね。
この結果から、考えられることは
もしかしたら睡眠中って、
情報をあれやこれややってるんじゃないかな、
ということです。


ただ「覚える」んじゃなくて、
睡眠中に「考えている」。

努力厨なみだ目ww
30%の脳で8時間考えるより、
100%の脳で無意識に任せた方が点数高い!


これって、とんでもない試験勉強法、、
ドラゴン桜の「詰め込み学習主義」って、
こういう科学的解釈があったんかもなあ。


いや、そうか
夜に自分の願いを放りこんだら、勝手に解決してくれるのか!!!
なんかそういうこと、すごい経験があるぞw

ふだん起きていてものを考えている我々としては
ABCDは、ABCDでしかないんです。
でも、寝ているときには、
ABCFのような、ヘンテコなことが起こる。
きっと悪夢でしょうね(笑)。
でも、そうすることで、「ああ、なるほど」と
気づくことがあるんです。


脳めちゃくちゃしすぎww
寝てるときは論理立てて並べないのかw


ああ、そうか。
この状態に近い、スポーツとか芸術とかいわゆるフロー状態の人の頭も
起きててこんなかんじなんだろうなあ。

トイレやお風呂、
僕はあれも、情報の遮断だと思うんです。
人工睡眠のようなものかもしれません。


社長!
個人ブースくださいw
俺は仕事中にねるぞーーー!

いちばんいけないのは、きっと、
「ときどき長く寝る」ということです。
きょうは日曜日だからゆっくり寝ていようと
「朝寝坊」すること。
あれがすごくよくない。

ごめんなさい。

「夢を持てよ」の「夢」じゃなくて、
「寝て見るほうの夢」を
持たなきゃ、と言うべきだね。


ほんとにそうかもしれない。
自分の夢は、寝てる夢の中から現実に実現するのかもしれない。

広い意味でも、狭い意味でも
長い距離でも短い距離でも、
時間も、すべてが予測です。
脳の機能はすべて予測に
収束されると僕は思います。
予測がはずれたときに、はじめて
脳が動いて、予測修正するんです。

例えば明るい音楽を聴いていても、
そこに自分の感情が入っていないとき、つまり
予測する気も起こってないときは、
むしろ不快になりますね。
好きな音楽でもそうなります。
そういうときには聴かない。

これは、カラオケが下手な人の理論だw
曲のイメージを予測できてない。

きっと夢の中のFの役割のように、会話では
相手が完全に予測したとおりに
動いちゃダメなんですね。
予測を壊してあげるコミュニケーションも
エンターテイメントです。


しかも、壊しすぎるんじゃない。
絶妙の塩梅で。

はい!
肝に命じます!

ですから、睡眠を使って
ものを覚えようという企みを持っている人は(笑)
覚えたいことを、朝にやるんじゃなくて、
睡眠直前にやるほうがいいんです。


私の場合は、仕事のことをしたり、
イデアが欲しいときには
ぜんぜん関係ないことをしてから、
ベッドで横になっています。
この時間帯に多くの人は
テレビの深夜番組を見たりしてますよね。
まあ、それを覚えたいんだったら話は別ですけど。

ああ、そうか。
俺がブログを通して成長したってのは、
ブログで内面に向き合うのがいつも夜の寝る前だったからかもしれないなあ。
今日の夜は、実現したいことに集中するかなw

糸井
大脳皮質に
上位を取らせたのは、言語体系ですよね?
言語体系というものが
自分を阻害するほどの力を持っちゃった。


池谷
はい。言語体系に頼りすぎちゃって、
脳幹が大脳皮質をコントロールしきれなくなった、
いわば、悲しさがあると思います。
ある意味で悲劇です。

言語野が、すべての能力のボトルネックとなってる。
これはこれまでの勉強で理解してたが
ここでも強調された。


僕のブログの「don't think,,,」もこれに由来する。
(いやブルース・リーから取ったけどw)


難しい仕事ほど夜中にやったほうがいい。
昼間でも、睡眠や人工睡眠の時間が大事。
そして、起きてても寝てるかのようなフロー状態で仕事できたら完璧か。



めちゃめちゃ面白かったw
これは僕のメモとツッコミだけど、
元記事は写真も図解も、もっといろんな話もあっておすすめです♪




だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法
だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法池谷 裕二

おすすめ平均
stars必要十分な内容
stars池谷さんの著作の傑作ダイジェスト版
stars内容は素晴らしい。しかし、他書と内容は同じ。
stars確かに手抜きだった・・・。
stars星5つ !!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools