おまえの店をのぞきに来る客は2種類いる。
「お金をもってる客と、お金をもってない客だ」
何を当たり前なあだqうぇりゅいぽ!!
当たり前だと!?
ならばなぜおまえは貧乏人相手に商売をしているのだ!!!
貧乏人とか失礼なことを言うな!!
俺はちゃんと客のためを思って真面目に働いている!!!
客が貧乏かどうかは関係ない!!!
ましてや金持ちだろうが大統領だろうが、
客は等しくお客様なのだ!!!!!
バカめ!!*1
それこそ客に失礼なのだ!!
それで客が満足するとでも思っているのか!!!
バカはおまえだ!!
俺は高額商品のブランド物を扱ってるわけではない。
誰にでも買える一般商品だ。
一部の金持ちを相手にしてる商売じゃない。
金持ちだからって10倍も値段をふっかけるわけにはいかんのだ!!!
おまえは何を言ってるのだ?
オレが言ってるのはおまえに宿る精神。
おまえの『ジャスティススピリッツ』に話しかけてるのだ!!!
クズだね。
そんなはした金にしかならない小銭のために、
自分の神聖な記事に泥を塗るような真似は
ちょっと頭がおかしいとしか思えない。
だってそうだろう?
あんなもん張ったって年に千円とか2千円とかにしかならないだろう?
しかもそれのほとんどが誤クリックだ。
とすれば、それは広告主のためにもならなければ、
記事をせっかく読んでくれた人のためにもならない。
もちろん広告なんて邪魔だし、ブログ自体がごちゃごちゃするし、
それをいやがる読者も離れるだろう。
そんなわずかな金をもらうためにひどい損失じゃないか。
その証拠に俺は広告が目に入ってくることはないし*2
俺は一度も自分の意志でアフィリエイトをクリックしたことはない。
まあ、アルファブロガーと言われるぐらいの人ならそれなりの収入はあるみたいなので意味はあると思うが、1日5千PVもいかないような一般ブロガーがやってるのはヘドがでるね。
だがそれはGoogleアドセンスのような
自動マッチングの無差別アフィリのことで、
書評とか、ゲーム評とか、アマゾンの商品を紹介するようなアフィリは
情報を与えてることにもなるから、それはありといっちゃありかな。
アドセンスがダメなら、TVCMは?
TVCMもできればない方がいいのだが、
あれはビジネスだから仕方ないだろう。
CM広告が入らないと、番組は作れないだろうから必要悪というか。
せめて、番組の間に挟むのは何とかしてほしいがな。
、、、だからおまえはダメなんだ。
なに?!
説明してやろう。
1日のPVが2〜3000もあれば、アドセンスの収入は数千円じゃない。
そしてそれは、誤クリックでもない。
きっちり、それを自分の意志でクリックしてるユーザーがいるということだ。
その上で、おまえの言ってることは全て正しい。
そして俺の言ってることも全て正しい。
対立した意見が両方正しかったら矛盾するじゃねえか。
わかるか?
それが矛盾しない道が。
、、、、、
、、客は2種類いる。
「金を持ってる客」と
「金をもってない客」だ。
さっきおまえは、客に金持ちも貧乏もなく、
等しくお客様だと言ったな。
それはおまえが、「金をもってない客」相手に商売をしてるからだ。
なぜ「金をもってない客」に向けて商売してるかといえば、
おまえ自身が金をもってないからだ。
だから、金をもってない客の事が良く分かり、
そのどん欲な金を持たない客を満足させようと、
ひたすら低価格で高品質で利益の出ない商売を
作り上げないといけない。
おまえは金持ちじゃないから、金持ちの感覚を考えたことがない。
お金を持ってない人の世界がおまえの全てだから、
おまえの考える仕事は全て利益が出ないのだ。
なんの話かわかるか?
さっきのアドセンスを言ってやろう。
おまえの目に広告が目に入らないのは当然なのだ。
広告をクリックしてもその先が有料なのはわかりきってる。
そして、ネットの広大な情報の中には、
探せば無料で同等かそれ以上の情報やサービスが
存在する可能性があるのも知っている。
とすれば、それをなんとか探し出すほうが賢い、お得だ。
、、、とおまえは考える。
それは、「金をもってない客」の思考パターンだ。
「金をもってる客」の場合。
例えば、時給5000円クラスの仕事をする奴が、
1000円の有料サービスを回避して、
30分かけてネットを探して同じ無料サービスを見つけたと喜ぶだろうか?
おまえなら喜ぶだろう。
時給2000円に値するからな。
しかし、そいつは時給5000円なのだ。
それだと損してしまう。
「金をもってる客」の考えでは、買った方が安い情報にあふれている。
つまりおまえにとっては、まったく目に入らない広告も
「金をもってる客」には、アドセンス広告さえ有効な情報なのだ。
TVCMも同じことだ。
あれをウザイと思うのは、おまえにそれを買う金がないからだ。
別世界の事に思えるから、情報が情報でないのだ。
しかし、それを買う金がボーナスか何かであったとしよう。
するとそれを使うために、TVCMも価値ある広告になるときがある。
商売で儲けるというのは、そういう
「見込み客」に対して
いかに満足してもらうかという視点からまず入らないといけない。
前にためしてガッテンで
「素人が名画を見る技術」ということを教えていた。
素人は名画の何が良いのかさっぱりわからない。
いくら歴史があろうが、あれに何の価値があるのか理解できない。
美術館に何人も連れてこられたがみんなただ疲れるばかりだった。
そこでスタッフが、
「自分が買うつもり」で今度は鑑賞してください。との指示。
するとみんなの目が違ってきた。
その名画の良いところ、自分の家に飾ったらどうなるか。
数ある名画の中で何が一番自分に近いかなど、
俄然興味を持って鑑賞しはじめ、さっぱりわからないといった絵から
全員がお気に入りの絵を見つけてきた。
まさに広告を見るおまえと一緒だ。
「持つ物」と「持たざる物」の世界の見え方が全然違うということだ。
そして、「持たざる物」はビジネス相手としてほんとにやっかいだ。
相手は無料を基本とし、金はなくても暇があるから
興味の対象にものすごい目も肥えて、厳しい態度を取る。
インターネットで最安値を調べ上げ、
ブルーレイディスクよりも、Youtubeで映像を見て、
P2Pでダウンロードし、
ゲームもベスト版が出るまで待つ暇がある。
おまえは貧乏な自分に合わせて、
自分がしてほしくないことは、相手にもしないようにし
自分が満足するような商品構成を真面目に考えるだろうが、
無料と暇で鍛え上げられた持たざる客からお金を引き出すのに
それがどんだけ険しい道か考えたことはあるか?
そしてその険しい道が本来のビジネスとでも思っているのか?
いいか、ビジネスの世界では
「真面目」で
「優しくて」
「金がない奴」と組んではいけない。
この3要素からは、金を持つ人の視点を想像できない。
どん欲なまでに商品に厳しい「金をもたない客」に対して
終わることのない戦いを強いられる。
そういう客を満足させようと真面目に働いたら先におまえがつぶれる。
貧乏なおまえの視点で客を見るのが失礼というのはそのこと。
客は貧乏なおまえじゃなく、
最初から豊かだという前提でくみ上げないといけない
そういう風に尊敬し、プライドを満足させ、褒めて、驚かせて
楽しんでもらって、始めて対価になる。
例えば広告があざといとか、
ブランド品がぼったくりだとか、
量が足りないとか、
アイマスのダウンロードウマーー!!とか、
そういうのは、全部貧乏人の考え方なのだ。
「お金を持ってる人を満足させるにはどうするか?」
どうゆり幅を動かすか?
どういう商品構成にするか?
どういうサイト案内にすべきか?
クレーム対応はどこまでやるか?
どこで損切りをすべきか?
金をもたないお客さんを切ってもいいと思えるか?
これは高額商品も、低額商品も関係ない。
仕事の仕方から、プロモーションや、商品と、アフターケアまで、
「金を持たない人を満足させる」のと、
「金を持つ人を満足させる」のとでは、
動き方が細かいところまでまったく違ってくる。
もちろん対費用効果も雲泥の差だ。
「金を持たない人」にお金を落とさせるのは
「金を持つ人」のそれにくらべてとても難しいことなのだ。
昔から、パレートの法則とか、80:20の法則とか言われてる奴でもある。
80:20の、さらに80:20の結果は? - あるSEとゲーマーの四方山話
http://finalf12.blog82.fc2.com/blog-entry-603.html
おまえは、お客は全て一緒などといってたが、
お客は神様とか勘違いしてないか?
商売というのは、B2Bだろうが、B2Cだろうが
お互い納得の上で成り立つ対等の立場。
お金を払ってるから偉いというのは、
商品を提供する以上のお金を払う人に対してだ。
「持たざる人」が代金以上のサービスを求めてきたとき
「真面目さ」や「やさしさ」や「自分の持たざる価値観」から
それ以上のサービスをすると、もはやボランティア。
当然ビジネスは赤字になるし、
客はそのやり方だとどこまでも満足はしないでさらに増長するだろう。
持たざる人を切れと言うことではない。
自身をもって対等に当たれ。
究極的には、全ての客を「金を持ってる豊かな人」と見れるようになれ。
それが、結果的にお客の満足するサービス開発につながる。
自分の発想の貧困さで客を計るとビジネスにも貧困を呼び寄せる。
自分の発想が豊かで、客も豊かだと尊敬の念で対するのが
豊かなビジネスのスタートラインなのだ。
おまえはそれをあざといというかもしれない。
こういうのを嫌儲というのか?
だが、人生はゲームそのものだ。
ビジネスも儲かって楽しいほうがいいだろう。
それにこのほうがお客様と仲間を尊敬してつきあえる。
もちろん、儲からないビジネスだって人生そのものさ。
さすがに人生は否定しないよ。
ただそのときは、もうおまえと組むことはないだろう。