任天堂の中間決算発表 - teruyastarはかく語りき

連休なので、見てみました。

Appleの新製品発表会もそうなんですが、
なんか強気で布陣も盤石で実際右肩あがりなのが、圧倒的で面白いですｗ

昨今の金融不安に対して、円高為替による中期減益にはなるものの
全体の出荷売り上げは上方修正。
工場出荷可能ぎりぎりまで上げて、これが達成されれば
今年も全ての数字が過去最高を更新とか、
もう、なんといっていいやら、、、、

個人的に注目したのが、４１分からの最後の１０分間。

です。

ここで取り組んでることは、
「WiiMusic」の作曲、楽曲共有
「大合奏バンドブラザーズDX」の作曲、楽曲共有
「メイドイン俺！（DS）」の自分が作ったミニゲームの共有
「遊ぶメイドイン俺！（Wii）」の同上。
「ガールズモード（オシャレ経営ゲーム？）」ネットに支店や発表の場を提供。
「うごくメモ帳（謎）」上記と似たコンセプトで開発中。

また作曲に関して、ユーザーが作ったJASRAC関連の曲は
任天堂が支払いをする契約だそうです。

これらって、ニコニコ動画における
ニコマスコミュニティと似てますよね？

ユーザーがつながるということであれば、
mixi でも、ブログでも、はてブでもいいんですが、
やはり文字だけのつながりよりは、
映像や、ゲームなんてものをユーザー自身が作った方が
わかりやすいというか、盛り上がりそうです。

DSiウェアは、１２月以降ということで
まだ具体的なソフトが見えませんが、
任天堂の舵の切り方は神がかってるように見えますね。
結果論かもしれませんが。

さて、、

ユーザーコミュニティを成立させたという意味では、
FF11や、モンスターハンターなど、
MMORPGや、MORPGを成功させてるところはいいんですよ。
（任天堂もどうぶつの森が４５０万本でしたっけ？）

携帯でもモバゲーなんかがそうですが、
みんながなんらかのつながりのある、
ユーザーコミュニティが大きいゲームに集中すると
既存のゲームは遊ばれなくなるのではないか？
という心配もあるわけですね。

もし、似たようなコンテンツなら
ユーザーコミュニティの大きい方に寄るだろうと。

コンテンツ市場はそういうものではないのかもしれませんが、
最近は小学生も寝る間を惜しんで携帯をいじってそうで、
１日２４時間の奪い合いを、
それぞれのコミュニティ市場で争ってるんじゃないかと。

こういうユーザーコミュニティは反応に反応が返ってきて、
終わりがなかったりします。

僕自信も寝る時間でブログを書いたり、
グループコミュニティでもたくさん発言したりしますし、
はてぶのホットエントリーを見るのにも
時間をいくらか使うわけです。

あの任天堂が、ユーザーコミュニティの生成を強化しだしたというのが
他のコンテンツメーカーにとって驚異に映ります。

中小のゲームメーカーも、
ネットインフラ含めた
ユーザーコミュニティまで意識したゲーム作りじゃないと
もうたちうちできないのかも、、、、、

と、ここまでは悲観的なみかた。

それをできるだけ楽観的なみかたにすると、

寝る間も惜しんでコミュニティにいそしむというのは、
単純にそれが面白いから、限界ギリギリまでやっちゃうだけです。
ちゃんと、限界がきたら寝ますし楽しむだけ楽しんでるだけ。

面白いコミュニティがたくさんあれば、
当然、コミュニティの一番おいしいところを
圧縮して楽しもうとします。

だから面白い物は、コミュニティがあろうがなかろうが、
必ず手にとってもらえる。
面白い物がたくさんあったら、どんどん豊かになるだけ。

そして、コミュニティからクチコミになるかもしれません。

逆に、これだけ忙しい世の中なのに、休日やアフターファイブなど
意外と暇をもてあましてる人が多いことも考えられます。
というか、暇がなければ日本のブログ記事数が世界一とか、
twitterも、mixiも成り立たないでしょう。

つまり、まだまだ世の中はエンターテイメントと暇つぶしに飢えていて
任天堂はそれを満たそうとしつつ、ゲーム市場をさらに拡大してくれて、
その広がったコミュニティに、中小コンテンツメーカーの面白い物は
より受けいれやすくなる、、、、、、

というのが、楽観的みかたかな／(.^.)＼

いや、あんまり任天堂が完璧すぎるので、
こんなオチでもつけなければ、コンテンツ作る気なくしそうでｗ

リトルビッグプラネット
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