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10分のトレーニングで3倍速以上に読めるteruyastar速読法

さっき1時間前に思いついてやってみたら結構楽しくて、
速読とかできなかった僕でも
「言葉に脳内変換せず読む」事ができました(`ヘ・)=b


んで、ざっと「速読」ではてぶホッテントリーやググって
上位の50記事ぐらいみても特にこの方法は書いてなかったので
やり方を説明します。*1

どうやったら脳内で声を出さずに速く読めるか?

宮沢賢治セロ弾きのゴーシュ


 ゴーシュは町の活動写真館でセロを弾く係りでした。けれどもあんまり上手でないという評判でした。上手でないどころではなく実は仲間の楽手のなかではいちばん下手でしたから、いつでも楽長にいじめられるのでした。
 ひるすぎみんなは楽屋に円くならんで今度の町の音楽会へ出す第六交響曲の練習をしていました。
 トランペットは一生けん命歌っています。
 ヴァイオリンも二いろ風のように鳴っています。
 クラリネットもボーボーとそれに手伝っています。
 ゴーシュも口をりんと結んで眼を皿のようにして楽譜を見つめながらもう一心に弾いています。
 にわかにぱたっと楽長が両手を鳴らしました。みんなぴたりと曲をやめてしんとしました。楽長がどなりました。
「セロがおくれた。トォテテ テテテイ、ここからやり直し。はいっ。」


例えば上記のような本文があったとして、
僕は1時間前、脳内で声を出しながら読んでいました。
当然声の速さよりは速く読めません。
脳内で音声化してるので、それ以上の速さにはなりませんでした。


しかし、脳内の理解力、処理能力自体は、
どうやらそれを遙かに上回ってそうです。
音声化するのがまずい。


だからといって無理に音声化をしないように頑張って意識しても、
それじゃどうやって文字を捉えたらいいのかわかりません。。。。
これでは、どうにもならない、、、、


そこで、、、、

宮沢賢治セロ弾きのゴーシュ


 ーシュ町の活動真館でセロ弾く係りした。けれどもあんり上手でないという判でし手でないどころではは仲間の楽手なかではいちん下手でしたら、つでも楽長にいめられるのでし
 るすぎみんなは屋に円くならんで度の町の楽会へ出す第交響曲していまし
 ランペッは一生ん命っていま
 ヴァイリンも二い風のよう鳴っていま
 クラリットもーボーとそに手伝っていま
 ーシュも口をんと結んでを皿のようにして譜を見つめながらもう一に弾いていま
 にかにぱたっと長が両手をらしました。んなぴたりと曲をやめてんとしました。長がどなりまし
ロがおくれた。ォテテ テテイ、こからやり直し。はっ。」


さあ、速く読むつもりで太字だけを意識して読んでいきましょう。
ちなみに、漢字は最初の一文字だけ読みます。
歌は「ウタ」じゃなく「ウ」
楽も「ガ」
音も「オ」
心も「コ」


つまり上記本文は脳内音声がこうなります。

ゴはしゃをで
まひた
じょなじのばか
いじた
ひがこおろれをた
トトけうす
オろにす
ネボれす
ゴりめがしす
わがなみしがた
セトテこい


これだけじゃ何を言ってるのかわからないですが、
読むときはこれだけで、周辺視野の文字もきちんと拾ってて
まるで数字の語呂合わせのようにきちんと本文も理解できます。


声に出す文字が3分の1以下になってるので、
実際に読む速度も上がります。


また、今回僕が勝手につけた太文字は、
自分で好きな場所を自分の周辺視野領域や、理解力で
自分に合わせた範囲の文字をひろう方が良いです。
僕に合わせると逆に読みにくいかもしれませんので、
最初の太字のないセロ弾きで試したほうがいいでしょう。


文節の始まりや終わり、
接続詞などを意識する必要はないと思います。
一度それを意識してみたのですが、
わざわざ接続詞や文節を探しに行く時間がかかるので、
自由に目がとまる場所をひろうほうがいいです。


最後にコツとして、
読み終えたページの最上部に視線を移し*2
一瞬だけ俯瞰で捉えましょう。
すでに理解はしてますので、視線を移した一瞬で本文のつながりを強化します。


あとは「速く読む」ということを意識し続けるだけで、
自然と普段読むネット記事なんかで周辺視野を増やしていこうという心構え。


この速読法は、
「どうやったら脳内音声にしないで済むか」ではなく、
「どうやって脳内音声を圧縮するか?」の視点でのトレーニングです。
これを意識するだけで中身を理解したまま3倍速以上で読めるはず。


今思いついたばかりで効果があったので、
これを意識しつづけてれば、もっと周辺視野は広がり
さらに速く読めるようになるんじゃないかと個人的に期待したりします。


以下蛇足。

速読の一番の壁。脳内音声化。


これをどうにかできないかとふと思ったのが
今回のエントリーのきっかけでした。
ここさえ突破できたら、
他の速読トレーニングなんかもずっと有効に働かないだろうか?とか。


速読トップレベルの人は、常人の3倍どころじゃなくて
10倍、100倍、見た瞬間全部を把握するような
1000倍速度の人もいます。


そういう人達は、目だけじゃなく5感全部で感じてるかのようなw
でもそこへ至るに最初に一番大きな壁が脳内言語化なんじゃないかと。

なんで速く読む必要があるのか?


仕事だとなにかと資料や専門雑誌、関連図書など
読まなければいけない物はたくさんあります。
でも、本業が忙しくてほったらかされたまま、手をつけれない。
学生の勉強でもそうですが、面白くないけど必要な資料を
できるだけ楽しくこなすには速く読めるのが一番です。

速く読めれば理解力が上がる


人間はすぐ忘れます。
ここまで読んで、セロの物語のはじめの2行を一字一句思い出せ!
といわれても出来る人は少ないでしょう。


物を理解するとき、全体の関連づけスピードが速ければ速いほど
理解しやすくなります。
逆に入力スピードが遅いと、最初の項目を忘れがちになります。


例えば長いブログ記事なんかで、
最初に書いてあることをまるでそこを読んでないかのごとく
コメントで指摘されたり、
マインドマップを取らない会議で、
何度も何度も何度も同じ話を繰り返したりするのは
ダラダラ長く続いたことにより、最初の項目を忘れることにあります。


すると会議は同じ密度を短時間で、
勉強は同じ密度を3倍の速度で、3回繰り返す方が
ずっと頭に入ります。

小説みたいな物語を速く読む必要はあるのか?


それについてはググったときにでてきたこちらの記事が参考になると思います。


速読で本が楽しめるのかという疑問 - 狐の王国
http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20081118/1227020479


涼宮ハルヒの憂鬱で読書速度が上がる - うぱ日記
http://d.hatena.ne.jp/iris6462/20060707/1152280031


また、「自分は精読をしてる」という本大好きな人は
意外に普通の人から見たら異常な速読レベルだったりするので注意ですw


小説などは行間を読むとか、
自分の中にさらに文字にないイメージが広がるとかあると思います。


僕はマンガですが小学生の頃手塚治虫の「火の鳥」を1冊読み終えたら
必ず1〜2時間はその世界深くにひとりで潜っていったので、
速く読むのと、その世界に没頭して浸るのとはあまり関係ないと思われます。

速く読んだら生産性が上がるのか?


これはハッキリ言えます。

生産性はあがりませんw


生産性はまず目的をもって、ターゲットを絞るところからはじめます。
間違った進路を速く進んでもまったく意味がありません。
自分が何処へ進むのか、
自分が今どこにいるのか、
生産性で大事なのは速さよりもむしろそれをハッキリ見極めることです。


ただし、会社内などで自分の好き勝手な仕事を選べる人はほとんどいないでしょう。
組織に属するというのは、
自分の好きな物を好きなやり方で提供するのではなく、
お客様が欲しいと思う物を、会社のやり方で提供するわけで
そのためにめんどくさいいろんな資料やらは、
少しでも速読なんかで楽しんで片付けられたらいいですね。
というぐらいの気持ちです。

言葉の理解力を身につける考え方


これは5感で文字を捉えるような人達からのヒントですが、

「文字を読んではいけない、自分が文字になるのだ」


意味分からないですねw


まあ意訳しますと、たぶん
「読者として本文を読むのではなく、自分が書き手となって、書き手に乗り移ったつもりになって本文を感じ取るのだ。自分が登場人物になったつもりで、自分が本の中の風を演じたり、石を演じたり、光を演じたり、敵を演じたり、作者を演じたつもりになって、本文を読むのではなくさらに深い見えてないつながりを広げるために、自分が文字になるのだ」


と、それは本が大好きな人達は自然にやってそうですけど、
それがビジネス書だ、ブログだ、プロジェクト資料だであっても、
もしかして同じように通じる話かもしれませんね。


追記:目が疲れる


という意見がチラホラ。
結構集中して視線移動するので僕もそうなりますw



目の焦点や、眼球移動も、筋肉で動いてますので
普段使わないそれらが鍛えるのなら
他の速読トレーニングでも疲れると思います。


筋肉は休憩無しに酷使しつづけるとよくないとききますので、
トレーニングしたら目をきちっと休憩させて壊れた筋肉繊維を回復させるのがよいでしょう。


ま、素人考えなので
「疲れたら無理をしない」
「睡眠はきちんと取る」
「栄養バランスのとれた食事をとる」など
基本的な生活を守った上で行うのが良いでしょう。



それでも合わない人だっていると思いますので、
そのために速読教室や、いろんな教材や、
「そもそも速読なんてできなくても困らない」というおおらかな考えが大事かもしれません。

*1:速読のトレーニング方法はピンキリなので車輪の再発明かもしれない

*2:一行目の「セロ」あたり