元記事
人気ブロガーになるための5つの方法*ホームページを作る人のネタ帳
ジョジョ改編ネタ
[プロシュート兄貴 ]
おいオメー、さっきからうるせえぞ。
『人気ブロガーになる』『人気ブロガーになる』ってよォ〜〜。
どういうつもりだてめー、
そういう言葉は、オレたちの世界にはねーんだぜ…
そんな、弱虫の使う言葉はな……。
『人気ブロガーになる』…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜなら、オレや、オレたちの仲間は、
その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際に記事をアップしちまって、もうすでに終わってるからだッ!
だから使った事がねェーッ。
ペッシ、オマエもそうなるよなァ〜〜〜、オレたちの仲間なら…
わかるか?オレの言ってる事…え?
オレたちチームはな! そこら辺のナンパ道路や、仲よしクラブで、
『人気ブロガーになる』『アルファブロガーになる』って、
大口叩いて仲間と心をなぐさめあってるような
負け犬どもとはわけが違うんだからな。
『人気ブロガーになる』と心の中で思ったならッ!
その時スデに書き終わってるんだッ!
『人気ブロガーになった』なら、使ってもいい。
「ただの憧れ」と「湧き上がる感情」の話
別にYamadaさんにケンカ売ってるわけではなくw
元ネタは僕も同意するところあるのであしからず。
ジョジョの漫画ではマフィアの会話なので
元は『ブッ殺す』『ブッ殺した』の話です。
例えばこの改編は
『成功したい』
『金持ちになりたい』
『ミュージシャンになりたい』
『ゲームプログラマーになりたい』
などでもOK。
この、「人気ブロガーになる」あるいは「〇〇になりたい」
というのは結構曖昧なもので、
そうなりたいという人が具体的に何を伝えたいのかが、
わからなかったりします。
本来は、
「人気ブロガーになる」ではなく
「どうしても書きたいことがある」
↓
「試行錯誤を継続」
↓
「人気ブロガーになった」
「人気ミュージシャンになりたい」ではなく
「どうしてもこの曲を伝えたい」
↓
「試行錯誤を継続」
↓
「人気ミュージシャンになった」
お金というのは、悪いことで儲けるのじゃなけれぼ
必要な人に必要な物を提供してあげたサービスの代償なので
「お金持ちになりたい」ではなく
「〇〇の方法でより多くの人に喜んでもらいたい」
↓
「試行錯誤を継続」
↓
「金持ちになった」
と、「〇〇になる」と憧れるよりも、
何か心から湧き上がる衝動がまず先なんじゃないかと。
「人気ブロガー」になりたいという人が、
じゃあ何かどうしても書きたいことがあるのか?
というと、何もないというし、
「ミュージシャン」になりたい人が、
自分で作った曲をどうしても聴かせたいのかというと
特に聴かせたい曲はなく、ただチヤホヤされたいだけというし、
「金持ちになりたい」という人が
どうみんなが喜ぶサービスを提供したいのかというと、
自分が金持ちになりたいだけで、他人はどうでもいいというし、
それでは何者にもなれません。
湧き上がる感情で書く人気ブロガー
例えば、ニュース系除いた
最大の人気ブロガーといえばこれでしょう。
はてな匿名ダイアリー
http://anond.hatelabo.jp/
匿名だからこそ、普段言えない
「どうしても言いたい、伝えたいこと」が言える場所。
もちろん、ネガティブなことも多いですが、
「ネガティブでないこの記事なら自分のブログに書いたらいいのに」
と思うものも結構あります。
もちろんそういう人は、
言いたいことはあってもブログを持ってないとか特定されたくないとか、
そもそも人気ブロガーなんかになろうとは思ってないでしょうね。
『人気ブロガーになる』…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
「○○になる」というのは未来の結果であって、
その前に何らかの感情で動くことに意義があるんです。
結果だからいちいち「〇〇になる」と思う必要はないし、
人気者になろうとして人気者になったわけではないし、
金持ちになろうとして金持ちになるわけじゃなく、
アウトプットにパワーのある人というのは
自分が自分なりの方法で人に何をしてあげられるか、
何をしてあげたいかを考えるのが先なんじゃないかと。
「〇〇になるための○つの方法」という
ハウトゥ本やライフハック記事はたくさんあって
それを試行錯誤する時間は決して無駄ではありませんが、
ただの憧れのままだと、伝えたいこともないのに
それをやれば人気者になれる見出しと勘違いすることも多く
ときどき自分の感情に立ち戻って本当は何をしてあげたいか、
自分は人に何をしてあげられるかを考えるのが
〇〇になるためのスタート地点かと思います。
継続の話
というところで締めたらいいのですが
そんな湧き上がる情熱が毎回、毎日あるのかというと
僕はそこまでないし、大半の人がないと思います。
なので、何か行動を起こすきっかけまでは、
モテたいとか金持ちになりたい、人気者になりたいという
曖昧なものでもいいと思います。
そういうことで行動を起こせば、当初の目的より
「音楽をするのが楽しくなってきた」とか、
「文章書くことそのものが楽しくなってきた」とか、
「サービスして喜ばれるのが楽しくなってきた」とか、
ふと目的がすりかわって、
自分が自分なりの方法で人に何をしてあげられるかを
見つけやすくなるでしょう。
元ネタにもありますが、
どうしても伝えたい事ばかりじゃなくても、
他の人には価値があるということもたくさんありますので、*1
感情が湧き上がらないときでも継続することが閾値を超えることにつながるかと。
4)人気記事は駄記事の中にこそ眠っている
とにかく読者が喜んでくれるような、
目からウロコ落ちるような情報だけを掲載し続けたい。
そういうポリシーは私も大好きです。
が、実際この考えこそが記事の更新を低下させ、
ブログ自体の鮮度を落とし、読者離れを起こすきっかけになる考えだったりします。
なぜなら、よほど記事を書きまくっている人じゃない限り、
「この記事は有益だ」という判断を下すことが出来ないからです。
その審判が下されるのは「記事を公開した後」なのです。
自分はたいした情報じゃないなと思っていても、
実はそれが意外な形で人気を呼ぶこともあります。
いまやテレビなどでも出るようになった
「わさお」をデビューさせたメレコさんの記事とかが良い例ではないでしょうか。
本人が考えうる予測範囲は非常に狭いです。
記事が駄記事であろうと良記事であろうと、
記事を公開して読者に見てもらう事自体、
それなりに重要な意味があるのです。
ってなとこで、
「〇〇になる」というのはあくまで結果であって、
「自分が今何をしてあげられるか」をときどき考えてみる。
「湧き上がる感情がなくても、習慣的に継続して閾値を超える」
ということが、いつしか「〇〇になった」と
言えるようになるんじゃないかと思いました。
関連:
夏休みの長話。〜すごい物を見てもへこたれないために〜 - teruyastarはかく語りき
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20100719/1279480691
*1:このブログの人気記事とかでは両方のパターンがあります。