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目標はベスト4ですか? 優勝じゃだめなんですか?

ワールドカップ終わりましたね。
スペインが優勝。
日本はベスト16。


素人意見ですが昔の日本チームより今回は
だいぶ積極的なプレーが見れてどんどんよくなってる気がします。


岡田監督の講演記事なんかは共感するところが非常に多く、
監督自身もどんどん成長してるのだなと感銘します。

Business Media 誠:岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは (1/7)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/14/news010.html


いろんなすばらしい名言があるのですが記事で取り上げるのはここ。

Business Media 誠:岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは (4/7)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/14/news010_4.html

目標はすべてを変える


明確な目標はもちろん
「W杯本大会でベスト4入ることに本気でチャレンジしねえか」ということ。
みなさんはいろんな成功の書とか読んで「目標設定って大事だ」
と思っているでしょうが、今みなさんが思っている10倍、目標は大事です。
目標はすべてを変えます。


W杯で世界を驚かすために、パススピードを上げたり、
フィジカルを強くしたりと、1つずつ変えていくと、
かなりの時間がかかります。


ところが、

一番上の目標をポンと変えるとオセロのように全部が変わります。

「お前、そのパスフィードでベスト4行けるの?」
「お前、そんなことでベスト4行けるのか?」
と何人かの選手にはっきりと言いました。
「お前、その腹でベスト4行けると思うか?」
「夜、酒かっくらっていて、お前ベスト4行ける?」
「しょっちゅう痛い痛いと言ってグラウンドに寝転んでいて、
お前ベスト4行けると思うか?」
もうこれだけでいいんです。


全くもってその通りです!!
目標はすべてを変える。
細かいことをひとつひとつ指示して変えていくのは大変だけど、
意識がトップレベルであれば自主的に全ての行動が変わる。


だから

そこまでわかっててなぜ目標が「ベスト4」なんだ!!

と、いいたい。



もし、16チーム中15チームが「優勝」を目標にして、
その目標意識から、
「優勝するための練習」
「優勝するための日常生活」
「優勝するためのヒント、考え方、メンバーとの付き合い方」
などで過ごしてきた11人がいて、
「ベスト4になるための練習」
「ベスト4になるための日常生活」、、、
で過ごしてきた11人がいたら
積み重ねてきた物の違いで勝てないでしょう。
優勝を意識してなかったら、
今大会を優勝するためのヒントや練習なんか考えもしないでしょう。



ホントは16チーム全部が「優勝」を意識して、
優勝のための24時間をおくってて当然のはずです。
しかしそういう意識レベルで互角だと
環境やチーム方針やケガや天候など、
何かと運に左右されるかもしれません。
するとみんな「優勝」が目標だと勝つ確率は平均でベスト8。
「ベスト4」が目標だと
平均でベスト16に落ち着く可能性が高いでしょう。


意識レベルで
「ベスト4目標=平均ベスト16結果」
「優勝目標=平均ベスト8結果」
よりさらに上に立ちたいなら、
優勝よりもっと上の目標を掲げるべきです。


目標なんて荒唐無稽ぐらいでちょうどいい。


これが高校野球の甲子園なら目標は甲子園優勝ではなく
メジャーリーグデビュー」でいいわけです。
その意識で2年間過ごした選手は練習量の過多ではなくて
密度の濃い24時間を送ってるはず。
近い目標は「努力」や「根性」だけで届きそうな気がして、
つい「残業練習」の量でなんとかしようとしがちですが
荒唐無稽な目標は「知恵」を200%も300%も絞って、
同じ時間の練習でも10倍20倍の効果を考えないと
いけないですからね。
単なる24時間の努力と根性だけでは世界一に全然足りない。


サッカーでワールドカップ優勝以上の目標とするなら
「予選リーグから通算50得点優勝」とか
「大会無失点優勝」とか
優勝は当たり前で、
「どう大差をつけて優勝するか?」
という視点で目標を置くべきです。



もちろん普通はそんな無茶苦茶言っても、
素人は現実を分かってないと鼻で笑われるだけですが、
各国代表みんなが現代サッカーをそうやってどこかで
発想の限界を勝手に作って優勝を目指してるのですから、
これを打ち破るには目標は荒唐無稽であるほどいい。
オリンピックなどでも昔からそうやって笑われてた人たちが
当時の科学や当時の戦略を覆して新常識を作ってきたわけですから。


もちろん、新たな新常識なんか思いつかなくても、
ワールドカップ50得点とるという意識で過ごした数年間は
ベスト4を意識した数年間より密度の濃いものにせざるを得ないでしょう。
練習動作一つ一つ、食事、休息、メンタル、プライベート、
ボールの特性から、靴紐の結び方、呼吸法、なんやかんやと
優勝する以上のレベルで必死に考えぬく数年間になるはずです。


それでも結果は運によるところもあるかもしれません。
しかし運に任せる前に、
意識をどこまで高めて毎日を過ごすかで積み重なったものが、
勝てるべくして勝ったと
言われるようになるのだと思います。



蓮舫ばりのタイトルにしましたが、
今回の日本チームの確実な成長をみて、
4年後にベスト4となるために応援するのではなくて、
4年後はワールドカップ優勝のために応援してみたいのです!


ま、、それは4年後。
大会は昨日終わったばかりで今はしばし休息ということで、
ワールドカップ日本選手のみなさんお疲れ様でした♪