腐るソーシャル

Webサービスは、ソーシャル化した時点から終わりが始まっている説
http://gajetdaisuke.com/archives/12805_020521.php


古くはmixi疲れとも呼ばれた「ソーシャル疲れ」系の現象ですが、
今ならFacebook疲れというのもよく目にしますね。


大抵の要因は次の2点。
SNSでの人間関係=監視社会的なものに疲れたというのがひとつ。
そして、ユーザ数が増えるにつれて
当初の小さなコミュニティとは様変わりして、
何だかよく分からない連中が増えて使いにくくなった
という点。


元々は気心知れた人たちだけのコミュニティだったはずが、
友達の友達がどんどんつながっていくことで
新たな出会いはあるんだけども、
楽しくもうかつな発言が何もできない公共の場と変わらなくなってしまう。


そこに新しいWebサービスが現れたら、
もう一度新たな気心知れた人たちだけでコミュニティを作りたいと
ユーザーが少しづつ移り変わり、最初のWebサービスは腐っていく。


Googleプラスはそれを回避しようと、サークルという単位で
グループ分けが可能になった。
Facebookでも公開範囲やグループ分け?で
メッセージを振り分けることは可能だ。


Google+」日本語版をチラ見する 特徴的な「サークル」、話題共有が容易な「Sparks」 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1106/29/news074.html


でもこれはちょっとめんどくさい。
グループに分ける管理もめんどくさければ、
「これはどこで発言していいものか?」
などといちいち考えることすらもテンポが悪い。


ここで、LINEが面白いのは
TwitterFacebookほど簡単にはフレンド登録しないことだった。
無料通話=電話もできるというのは
かなり親密な相手じゃないと教えにくい。

ソーシャルな今だからこそ、もっと「親密」に――「LINE」大ヒットの裏側 - nanapi Web
http://nanapi.jp/topics/157


“ソーシャル疲れ”、その先に


LINEは、SNSの普及の先にある、
「プライベート」で「リアル」な交流のニーズに応えようと、企画された。


(略)
現実社会では、相手との関係によって見せる顔は違うのに、SNS上だと1つになってしまう。Facebookの場合は「この投稿は家族だけに、これは同僚だけに……」など公開範囲を設定することもできるが、いちいち考えながら運用するのも面倒で、SNS離れや“ソーシャル疲れ”が起きる原因になる。


相手に見せている“顔”ごとにグループを分け、親密なコミュニケーションできるサービスを――そんな発想から企画したLINEは基本的に、電話番号を知っている相手だけとつながる仕組み。


あえて「そこまで気軽に登録できない」という制限をかけたのが
熟し過ぎず、そう簡単に腐らないソーシャルサービス要因のひとつかと。


ここから本題なんだけど、
では腐りにくいソーシャルサービスではなく、
自ら腐っていく機能をつけたソーシャルサービスはどうだろう?

ソーシャルフレンドサービスに賞味期間をつけては?


例えば飲み会で友達の友達と盛り上がって、
ソーシャルサービス登録したんだけど酔いが覚めると
「なんでこの人登録しちゃったんだろう、、」
とまあ、体面上断れないことはよくあることで
あまり知らない人から監視されたくないもんです。


賞味期限というのは、
2週間ぐらいお互いへ向けての発言がない場合、
「!」「?」「wwww」「顔文字」などの
感情表現のある発言は(面白いけど炎上の種でもあったりで)
お互いのボードにでてこなくなり、
1ヶ月お互いへの発言、返信が成立しなかったら「ストック」に落とされて
もう一度お互いリアルで携帯を持ちよらないと、再登録できないなどです。
(わざと腐らせる方法はいろいろあると思いますが)


使わない道に草が生えるように、
使わない脳細胞が死滅するように、
自動的に腐るシステムが必要だと思うんですね。
「ブロック」はさすがに気を使いますし、自分じゃできない。
ブロックするほどじゃないんだけど、
そんなに見られたくないという関係ぐらいから
腐っていくもんですから。


それじゃ、ストック落ちした人へ本当に必要なときの連絡ができない
という不便もあるのですが、
そういうのこそメールでも別のソーシャルでもいいかと。


自動的に今の自分と旬な人でつながるソーシャルが
周りの目を気にせずバカ話ができたり、
めんどくさい人間関係を切るのは機械に押し付けたいのかも。