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もらえる経験値を最大化する「正しい努力」のまとめ

人生は練習と思ってる所が本番で、本番と思ってる所はオマケだ。
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20131207/1386476138

年末の記事に反響があったのですが、
「ずっと本番って、その努力ほんとに報われるのか?」
という意見をもらいました。

あと関連で、

「基礎が大事」という本当の意味を理解しているか?
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20110208/1297157480

「基礎を無意識のゼロに限りなく近づけるのが守破離の守、
といっても、いつになったら破・離へ移行するの?」

みたいな意見も。

なるほど、、基礎や準備こそ大事ではあるのですが、
これは確かにやみくもな努力へのミスリードに見えるかもしれません。
そうならないよう「正しい努力の仕方」を示す記事
をまとめてみました。


前提・7つの習慣における「第2領域」

7つの習慣―成功には原則があった!

このベストセラービジネス書に載ってる時間管理のマトリクスなんですが、

緊急緊急じゃない
重要第1領域第2領域
重要じゃない第3領域第4領域

こんな感じ。
ここに仕事や勉強やTVやネットや
いろんな人との付き合いとか当てはまります。

僕としては「重要じゃない」というより、
「ちょっと重要」のほうがしっくりきます。

緊急緊急じゃない
重要第1領域第2領域
ちょっと重要第3領域第4領域

第1領域は誰でも絶対やらざるを得ないからいいのだけど、
その後僕らはたいてい第3、第4領域ばかりうろついて、
第2領域にほとんど手を付けてないわけです。
なので7つの習慣では第2領域を最優先に、
ということを説いてます。


そして最初の2つの記事も第2領域の大切さを言ってるわけです。

人生は練習と思ってる所が本番で、本番と思ってる所はオマケだ。
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20131207/1386476138


「プロというのはシステムで仕事をする人間である」

「いつ来るか分からない15分のために、常に準備をしているのがプロで、
来ないかもしれないからと言って準備をしないのがアマチュア。

それだけの違いだと思います。
プロとアマチュアというのはそんな小さい違いだと思ってます。」

奥山清行


一日中、川の底をのぞいていたとて、魚はけっして取れるものではない。
たまたま魚がたくさんやってきても、
その用意がなければ、素手ではつかめない。
魚は招いて来るものでなく、
来るときに向かうから勝手にやってくるものである。
だから魚を獲ろうと思えば、
常平生からちゃんと網の用意をしておかねばならない。

人生全ての機会を捕捉するにも同じ事がいえる。

岩崎弥太郎三菱財閥創業者

「基礎が大事」という本当の意味を理解しているか?
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20110208/1297157480


両方共基礎をクリアしてても
基礎部分に集中力50取られる人と、
基礎[50]+重要[50]

ほぼ無意識で集中力が5しか取られない人では、
基礎[ 5]+重要[95]

同じ時間で出てくる出力が段違いになってきます。


つまり、「基礎が大事」とは
「基礎が解けた」
「基礎を理解した」ではなく
「基礎を解法まで暗記した」
「型を体で覚えた」
という、
「基礎作業の意識コストを限りなくゼロに近づける」
「無意識で出てくる」
レベルの話なわけです。

もちろん、学問だけでなくスポーツでも、アートでも。

緊急緊急じゃない
重要第1領域準備大事。基礎大事。
ちょっと重要第3領域第4領域

この第2領域が重要だと思って
やり続けたらいつか結果が出ると信じてるのですが
それだけでは、重要そうなことはなんでも第2領域へわりふって
やみくもな努力につながりかねません。
それはヒット率10%の努力です。
(といっても、10%は悪くない数字ですが。)

現役塾講師が語る!でっどらいんのブログ
ただの努力と正しい努力〜中級者に陥りやすい罠〜
http://deadline.jpn.com/deadline/?p=1214

努力には2種類ありまして、
つらいけど正しい方向に向かっていく努力と、
多少つらくて間違った方向に向かっていく努力があります。
残念ながら90%が後者になってしまいます。

なので、この習慣をくつがえしましょう。

なぜ第2領域の「努力」が無駄になるのか?

正しい努力にならないのは、
自分の立ってる位置がわからないからです。

立ってる位置がわからないのは、
成功までの距離が計測できないからです。

成功までの距離が計測できないのは、
100%準備ができるまで第2領域で待ってるからです。

そして、どれだけ努力しても100%の準備は永久に訪れません。


この「正しい努力」を探り当てる答えはプログラマー達が知っていました。

You ain't gonna need it!

今その努力は必要ない。

YAGNI(ヤグニ)

YAGNI原則を提唱する人々は、その理由として以下を挙げている。

成功のためにはこれだけ必要となるだろうと予測の元にした努力は、
実際には10%程度しか有効じゃない。
したがってそれに費やした時間の90%は無駄になる。

あなたの人生の時間は貴重である。
あなたの時間は単に努力するためではなく、
現実の問題に集中するために使うべきである。

余計な努力があると我々の仕事が遅くなり、リソースを浪費する。

結局その努力は必要ないかもしれない。
もしそうなったら、あなたがその努力で実装するのに費やした時間も、
他のみんながそれを応援するのに費やした時間も、
その努力が占めていたスペースも、すべて無駄になってしまうだろう。

夢をすばやくかなえるために最も良い方法は、
あまり努力をしないことである。
失敗を減らすために最も良い方法も、
あまり努力をしないことである。


(元ネタ)
YAGNI(ヤグニ) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/YAGNI

遅延評価学習

ハッカーと遅延評価勉強法 - Slow Dance
http://d.hatena.ne.jp/LukeSilvia/20080402/1207149044

「遅延評価」という言葉を調べてみると、
「ある式を、その結果が本当に必要になる時点までは
評価しないでおくテクニック」
とあります。

そのメリットは、

「条件次第で捨ててしまうような値を
事前に準備することは非効率的である。
このような場合遅延評価を行うと
必要なときだけ値が計算されるので計算量を低減できる」

とありました。

遅延評価勉強法とは、
「その知識が必要になった時に初めて勉強する方法」です。

「それをするのにきっとこれだけの勉強が必要だろう。」
という自分や周りの勝手な予測で動くなということですね。



前にも引用しましたがヤフー知恵袋にもありました。

プログラマ、SE、ゲームプログラマについて - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1438427284

今、どんなことを勉強すればいいんでしょうか。
(に対するベストアンサー↓)


ゲームクリエータープログラマー)の仕事を勘違いしているといけないので、
このサイトに目を通しておいて下さい。
http://www.purplemoon.jp/game/


企画制作とゲームプログラマーを兼用しているのは、小規模な作品で、
人も少ない小さな会社ぐらいです。今時は珍しい存在だと思います。
普通は、完全に分業だと思ってください。
企画制作なら
・雑学レベルの高い人・人生経験の豊富な人・プレゼン力のある人
を目指してください。
プログラマならチームワーク力と技術力が必要です。


ここでは、主の技術面で必要な本を紹介します。


1.とりあえずC言語。ポインタや構造体は完璧に理解できないとだめです。

「新版 明解C言語入門編」。
「Cの絵本」

1.5.DXライブラリの学習。

ゲームプログラミングの楽しさを味わって下さい。
「DXライブラリ置き場 HOME」
「ゲームプログラミングの館」
「ゲーム作りで学ぶ!実践的C言語プログラミング」

2.基本的なアルゴリズムとデータ構造の学習やデバッグ技法など。

DXライブラリと並行で進めて下さい。
アルゴリズムの絵本」
「新版 C言語によるアルゴリズムとデータ構造」
C言語による最新アルゴリズム事典」
C言語 デバッグ完全解説」


ここまでが2D編です。プロを目指す人は下に続きます。


3.C++言語。最低限クラスは理解を。

「明解C++
「独習C++」
「ロベールのC++入門」

4.WindowsAPI(OSの仕組み)の学習。

途中までで良いですがWindowsのメモリ、プロセス/スレッドは理解してください。
APIで学ぶWindows徹底理解」
Windowsゲームプログラミング」

5.DirectXの学習。色々ありますので必要そうなのを。

「ゲームプログラミング入門」
ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」
DirectX ゲームグラフィックス プログラミング Ver. 2.1」
「DirectX9必携」
「逆引きゲームプログラミングfor Windows DirectX

6.ゲームアルゴリズム、数学、AIの学習。

必要なものを自分でチョイスしてください。
「ゲーム開発のための数学・物理学入門」
ゲームエンジンプログラミング」
「実例で学ぶゲーム3D数学」
「実例で学ぶゲームAIプログラミング」
「ゲームプログラミングのためのリアルタイム衝突判定 」
「3D格闘ゲームプログラミング」
「3DRPGプログラミング」
「アクションゲームプログラミング」
「アクションゲームアルゴリズムマニアックス」
パズルゲームアルゴリズムマニアックス」
シューティングゲーム プログラミング 」
シューティングゲームアルゴリズムマニアックス
弾幕 最強のシューティングゲームを作る!」

7.リアリティのための3Dシェーダの学習。必要に応じて。最初はいらないです。

DirectX 9 シェーダプログラミングブック」
DirectXシェーダプログラミング 仕組みからわかるゲームエフェクトテクニック 」

オリジナルゲームの開発。
会社によっては提出が必須です。


それとこちらのコラムもチェックしておくこと。
「3Dゲームファンのためのグラフィックス講座」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/
「3Dグラフィックス・マニアックス」
http://journal.mycom.co.jp/column/graphics/index.html

学生のうちに努力しなければいけない量がすごい。

それに対して

私はたくさんの本を読んで、
たくさんのことを勉強することにあまり意味を感じていませんし、
そうした人ができる人だという印象も持っていません
(物知りは所詮物知りです)。

「これが必要だからこれをまず勉強しないと」という考え方は、
挫折を招きやすく、もともとの目標を忘れさせます。
人間は必要性が納得できないと本当の意味で勉強することはできません。

むしろ
「どこまで勉強せずにゲームを作れるか」
と逆に考えた方がいいと思います。

クイックソートで感動するには、
クイックソートが必要な状況に出会った経験が必要なのです。

その順序が逆だから挫折する人が多いのだと思います。
(高校の勉強もそうですよね)

平山尚

こちらはまさに遅延評価学習。


早すぎる努力はすべての悪の根源である。

Two rules of when to effort.
努力には2つのルールがある。

1,Don't do it.
行ってはならない。

2,Don't do it yet.
まだ行ってはならない。


(元ネタ)
早すぎる最適化はすべての悪の根源である。
http://d.hatena.ne.jp/asakichy/20090804/1249351508

努力に時間をかけてはいけない理由

What You'll Wish You'd Known
http://practical-scheme.net/trans/hs-j.html

Paul Graham, January 2005

今決して学ぶことが出来ない仕事っていうのもある。
今はまだ誰もやっていないような仕事だ。
ぼくがこれまでの10年間でやってきた仕事のほとんどは、
ぼくが高校生の時には存在していなかった。
世界はどんどん変化しているし、変化のスピードも速くなってる。
こんな世界では、決まった計画を持つことはあまりうまくない。

それでも毎年5月になると、
全国津々浦々の卒業式で決まりきった演説が聞かれることになる。
テーマはこうだ。

「夢をあきらめるな。」

ぼくはその真意を知っているけれど、この表現は良いものじゃない。
だって、早いうちに計画を立ててそれに縛られることを暗示しているからね。
コンピュータの世界では、これに名前までついている。

「早すぎる最適化」というんだ。

別の言葉で言い替えると「大失敗」ということだ。


斎藤一人さんの著書でも似たようなことが書いてありました。

「自分が面白いと思うこと」をやるべきか?
「他人が面白いと思うこと」をやるべきか?
http://d.hatena.ne.jp/teruyastar/20110220/1298205146


日本累積納税額1位の事業家、斎藤一人は著書で

母の教え


ぼくちゃんはすごい得してることあるんだよ。わかるかい?
ぼくちゃん、特技がないでしょ?
特技がないから得なんだよ。

なまじ特技があるとね
それを活かそうとするから、世間が狭くなっちゃうんだよ。

ぼくちゃんは特技がないんだからなんでもできるんだよ。
だからぼくちゃんは
時代にあったことをいつもしていなさい。
そしたら困ることないからね。

時間かけるのが悪いことは分かるが、「どの90%が無駄か」最初に分かるわけないので、結局努力し続けて準備するしか無いのでは?

確かに全てを見通すことは出来ません。
しかし何の努力をしたらいいのか、
大幅に「正しい努力」の確率を上げる考え方があります。

ほんとに重要なのは第2領域から抜けだして、第1領域へ行くこと。

100の努力で、それぞれの領域から
どれだけの経験が得れるかを数値化します。

緊急(10点)緊急じゃない(1点)
重要(10点)10x10=100点10x1=10点
ちょっと重要(1点)1x10=10点1x1=1点

こうすると、第2領域と第3領域はそれぞれ10点なので、
第4領域の1点でぐずぐずしてるより、
10倍の得点がもらえます。

しかし、第1領域はさらに10倍の100点です。
ここは火事場の馬鹿力や、
なりふりかまわない全力行動なのでそれも当然。

そうすると、
第1領域を広げる努力
第1領域に飛び込む努力
第1領域に居続ける努力

につながることが、「正しい努力」になります。

しかしこれだと、
「第1領域は、全力で片付けるから短期間で消えるものでは?」
「第1領域の緊急案件増やさないように、第2領域で片付けるんだろ?」

という声が聞こえてきそうです。
でもその解釈では、同じ時間で10点を稼ぎ続ける
やみくもな努力信者が減りません。

、、うーん、、、

第1領域とは、「アウトプット領域」のこと

こう定義しなおしたほうがわかりやすいかもしれません。

アウトプット(10点)インプット(1点)
目標と関係ある(10点)10x10=100点10x1=10点
目標と関係ない(1点)1x10=10点1x1=1点


目標と関係ないインプットが、
TV、漫画、ゲーム、ネット、SNSにあたるでしょうか?
今僕がブログ書いてるのは、
目標と関係ないアウトプットかもしれません。

さきほどの定義も


積極的に恥をかいて
アウトプットを広げる努力
アウトプットに飛び込む努力
アウトプットに居続ける努力

につながることが、「正しい努力」になります。

学ぶインプットを絞りこむ

インプットがダメというわけではありません。
アウトプットするにも、最低限のインプットは必要だし
アウトプット後の修正にもインプットは必要です。

しかし、インプットベースではその90%が無駄になります。
そこで常にアウトプットを繰り返し、
必要最低限のインプットで修正して
アウトプットしなおすと、最大限の得点をもらえます。

必要最低限のインプットに絞り込むということは、
インプットの優先順位が一番高いもの、
そのとき一番投資効果の高いものだけに時間を使うことにもなります。

そこで「基礎」は比較的投資効果の高いインプットであり、
アウトプットの出力が変わるところまで基礎をたどっていくわけです。

404 Blog Not Found:私の言語遅延学習法 - 三つのルール+1
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50999338.html

学ぶ時には「原典」に当たる

たとえば、PerlであればCGI本とかではなく、ラクダ本に当たる、
というのがこれの意味するところです。
もちろんCならK&R。なぜ原典でなければならないか。

それは、原典には、その言語の設計者の意図が書かれているからです。
それで、その言語は何が得意で何が不得意なのかもわかる。

結果的に易しく「こうやれば出来る」が書いた本よりも、
「こういう人向けに作りました」がわかる原典の方が優しいのです。

ただし、以上がきちんと機能するためには、一つ重要な前提条件があります。

基礎をしっかり抑えておく

あるコンピューター言語を学ぶ、というのは、
ある意味この応用編に過ぎないという見方も出来ます。
私が scheme → C/Assembly Language という、
Computer Science の古典的カリキュラムを支持する理由がそれなのです。

世界は Church と Turing の間にある。
この両極端を最初にしっかり学んでおけば、
たいていのコンピューター言語は
この間のどこかに収まっているのですから怖くないのです。

「原典」のさらに両極端の「基礎」とは徹底してますね。

スタートを「アウトプット」からにする

[連載:ひがやすを×和田卓人]
YAGNI』を私生活にも応用しよう - エンジニアtype
http://engineer.typemag.jp/article/_97_22

和田
XP(エクストリームプログラミング)の何がひがさんを変えたんですか?
仕事じゃなく、恋愛が変わったんですよね?

ひが
正確に言うと、両方が変わった。『YAGNI(ヤグニ)』の思想に触れてね。
(略)


ひが
うん、僕ら男はさ、素敵な女性を見るとすごく惹かれるわけじゃない?
でも、同時にこうも考える。「いきなりデートに誘ったら断られるかも」とか、
「今の自分には高嶺の花だからもっとカッコ良くなってから誘おう」って。

和田
そうこう考えているうちに、
結局その女性を誘えずに終わってしまうんですよね。

ひが
でも、『YAGNI』の発想なら、
「何はともあれデートに誘ってみればいいじゃん」となる。
誘ってフラれることは、実際にフラれてから考えればいい。
TDD的に言うと、もしそれでフラレて、最初は「レッド」だったとしても、
そこからダメな部分を修正して「グリーン」にすればいいわけだし。

和田
そして、プログラミングでいうリファクタリングの手法ですね。
必要なことから小さく始めて、少しずつキレイにしていく。

ひが
そうそう。「先のことまで全部見通して、事前に全部用意して」なんていう
ウォーターフォールな頭で考えていたら、いつまで経ってもデートに誘えない。

それに気づいた途端、仕事はもちろん、
恋愛でも不毛な時代から脱却できたんだよ。
気になる女性がいたら、まずはデートに誘っちゃおうって。

第2領域でできるだけ準備をして「デートに誘う」のではなく、
いきなりアウトプットの「デートに誘う」が出発地点。
成功ならOK。
失敗でもあえてフラれて恥をかくことで、
そこから足りないインプットを第2領域へさかのぼるわけです。

アウトプットからは、より確実な修正点が見える

拙速は巧遅に勝る
経営コンサルタント 中村一八の知心コラム
http://www.newair.co.jp/column/specialcolum/speed.html

「完璧だ」と自分が思っていても、
相手が同じように「完璧だ」と感じていただけるとは限らず、
独りよがりになる危険性があるということです。

そこまでの付加価値は求めていないとか、
それだとコストがかかりすぎるとか、
お客さまの求めているニーズとズレが生じることがあるからです。

また、ズレがなくとも、
時間の経過とともにお客さま自身の考えが変化することもあります。
そうしたリスクを回避するには、スピードです。

たとえ、60点の仕上がりでも、「まだ未完成ですが…」と
迅速に開示していけば、
お客さまとのズレに気づいたり、
修正する時間も捻出することが可能となります。

スピードこそ、信頼です。

60点の仮納品でも、
いかに「アウトプットからフィードバックを得るか?」が大事。
アウトプットすることではじめて、現在の立ち位置を計測できるのです。

第1領域のアウトプットが10倍の経験値をもらえる理由

勉強が苦手な人向けの「遅延評価勉強法」 - nanapi社長日記 @kensuu
http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/50555054.html

「必要になったら、必要なところだけ勉強する」


一番の肝は

「インプットとアウトプットが同時にできる」
ことじゃないかと思いました。

勉強しても身につかないのは
インプットだけしているケースが多いからではないでしょうか。

実際にどう使うのか、がわからないまま勉強しても、
つまらないばかりで全然進みません。

アウトプットベースで勉強をすると、
すぐ目の前に必要が迫っているので集中しますし、
アウトプットするための学び方になるので、
より実践的になります。
またすぐアウトプットすることで記憶の定着にも役立ちます。

404 Blog Not Found:私の言語遅延学習法 - 三つのルール+1
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50999338.html

必要を感じるまで学ばない

私の場合、長らく「プログラマー」としてより
「ネットワークエンジニア」としての仕事が長かったため、
ある言語を学ぶきっかけは、「システム直して」というものが多かったのです。

そこでは実にさまざまな言語で環境が構築してあって、
それを解析するのにその言語の知識が必要となりました。

そうなってから学ぶと、
なにしろ「いつまでに直せ」という締め切りがありますから、
いやでも学びます。
スカウターの数値が跳ね上がる』のです。

アウトプットで積極的に恥をかく人ほど得をする

↓こちらは第2領域ベースの努力ですが、

1ヶ月間だけ、思い切りがんばれば。 - Attribute=51
http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080109/1199875970

現状を変える一発逆転があると思うかもしれないけど、
どうやら近道はないみたいです。
毎日少しずつ、少しずつ努力を積み重ねるしかない。
まったく人生ってやつは。まったく。

これに対しての反論で、

分裂勘違い君劇場
「地道な努力」よりも、はるかに人生を好転させる努力の仕方
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080111/1200020891

違うよ。全然違うよ。

「現状を変える一発逆転」はいたるところにある。
多くの人は、勇気がなかったり、ぼんやりと生きていたりするために、
一発逆転のチャンスが目の前を通り過ぎるのを
見過ごしてしまっているだけだ。

むしろ、「近道を探す努力」こそが正しい努力であって、
「近道や一発逆転を狙わないで地道な努力を積み重ねる」という姿勢が、
自分と周囲を不幸にし、格差と貧困を生み出し、日本を衰退させてきた。


たとえば、英語力を向上させたければ、
毎日地道に英会話教材をコツコツ勉強するなんて、能率が悪すぎる。

自分を熱くさせるような議論が英語で行われている空間や集団を見つけて
思い切ってそこに深くコミットしてしまった方が、
はるかに能率よく、しかも、実践的な英語力が身につく。

そういう熱い議論や空間に巻き込まれ、
寝ても覚めてもその議論のことが気にかかり、
夢の中でも、英語でやりあっていたり。
気持ち的にも引っ込みがつかなったり。
このまま引き下がってはいられない、という気持ちに駆り立てられたり。
血が沸騰するような興奮の中で相手からまくし立てられ、
自分でもまくし立てた英語のフレーズは、
完全に血肉となり、身体化する。

英語で行われる重要な会議で、
ここぞというタイミングで、実に効果的に口から出てくる。
退屈な英語教材で地道に覚えた英語力なんかとは、戦闘力が桁違いなのだ。

つまり、地道な努力を積み重ねるのではなく、
「自分を英語に没頭させてしまう」というキッカケ、空間、タイミングを探し、
見抜き、ここ一発というところで、すかさずそのチャンスを捕まえてしまえば、
あとは自動的に、坂道を転げ落ちるように簡単に英語力が向上していく。

その、分水嶺、運命の分かれ道を、意識を研ぎ澄まして見極める努力こそが、
本当に効果的な努力なのではないだろうか。

これを「一発逆転」「近道」というと反発があるでしょうが、
「英語を勉強する努力」ではなく、毎日恥かきまくりの
「英語を喋らざるをえない状況に身を置くための努力」

、、というか、分裂勘違い君や404Blogレベルになると、
もうアウトプットやらざるをえない第1領域なので、
努力じゃないですよね。

自分が自動的にそう動くための「作戦」です。

恥やリスクをおってもアウトプット第1領域に飛び込む勇気こそ、
一番高い経験値がもらえてむしろ最小限の恥で済むわけです。

「努力すればスキルが向上して上に昇れる」というのは幻想 - 分裂勘違い君劇場
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20060301/1141182389

まさか、
面白い仕事とおいしい年収をもらえるポジションにいる人たちが、
豊かな才能と地道な努力によってそれを獲得した
なんていうインチキを信じている人なんて、
まずいないと思いますけど、
念のため補足しておきます。

夢のない話なんですが、実際には、どんなに努力しても、
人が育ってポジションにふさわしい人材になるということは
ほとんどないんですよ。現実はその逆で、
「ポジションが人を育てている」というのが実態です。

プロジェクトリーダーの能力を身につけるには、
実際にプロジェクトリーダーというポジションにつけられ、
プロジェクトリーダーの権限と義務と責任を持ち、
それに適応するために悪戦苦闘するのが、圧倒的に能率がいい。

平社員というポジションのまま、
プロジェクトリーダーの能力を身につけようと努力する場合の
数十分の一の努力と、
数十分の一の時間で、
プロジェクトリーダーの能力を身につけられるんです。
下積みの苦労なんて無意味なんですよ。

だから、現実には、
平社員としての基本スキルがある程度身についたら、
目標とする仕事をするためのスキルを身につける
地道な努力なんかしてる場合じゃなくって、
さっさと自分のなりたいポジションを強奪する狡猾な作戦をたてて、
実行しなきゃならない。

そうしなきゃ、自分のやりたい仕事をできるようになるころには、
ジジイorババアになってしまってるわけで。
だから、それは、もう、きれいごとなんか言ってる場合じゃなくって、
ちょっとでも隙ができたら、徹底的につけこまなきゃ、
いつまでたっても下っぱから抜け出せないわけで。

他人を蹴落としそうな勢いで
受け付けない人もいるかもしれませんが
むしろ会社はそうやってリスクを取りに来る人を待ってたりします。

第2領域を頑張っても結果が出ない人へ。第3、第4領域でくすぶってる人へ。

インプットベースと、アウトプットベースでは、
同じ時間で10倍以上もらえる経験値が違います。
真面目にインプットベースで努力しても、
10分の1の時間でアウトプットベースの人達に抜かれてしまいます。

繰り返しますが

あえて恥をかきにいくことで
アウトプットを広げる努力
アウトプットに飛び込む努力
アウトプットに居続ける努力

これらにつながることが、「正しい努力」になります。
適切なインプットがどれなのかは、
アウトプットしないと見えないものです。

7つの習慣のマトリクスでも結果は出ると思いますが、
7つの習慣読んでもいまいち結果が出ない人は
マトリクスをこちらへ入れ替えてみてはどうでしょうか。

アウトプット(10点)インプット(1点)
目標と関係ある(10点)10x10=100点10x1=10点
目標と関係ない(1点)1x10=10点1x1=1点

以上。
正しい努力のまとめでした。


捕捉

AKB48タイムズ : 【AKB48】正しい場所、方向で、なされた努力は裏切らない - livedoor Blog(ブログ)
http://akb48taimuzu.livedoor.biz/archives/30456669.html

AKB48グループの中にも、「ダメなほうの90%」にいながら
注目を集めるメンバーもいるという。

「名古屋のSKE48松村香織という子がいます。
彼女は23歳なんですが、なかなか正規メンバーに昇格できず、
ずっと研究生のままだった。

自分で、「できる10%」ではないと思ったのでしょう。
彼女はそこで、SNSを活用して積極的に僕に絡んだり、
自分で動画を撮って勝手に「番組」を配信したり、
独自の行動をとり始めた。

そしてだんだんと注目されるようになったんです。
今年に入ってからは、正規メンバーになれないことを逆手に取って
「終身名誉研究生」になった。

その結果、先日の「総選挙」では、246人中24位に食い込んだ。
不利な状況でも、自分なりの方法で上に行こうとした姿勢が、
ファンの心をつかんだのでしょう。」

ダメな90%が、見事10%以内の順位に入ってますね。
これも恥を恐れず、
自分なりのアウトプットを広げる努力かと。

もちろん歌がうまいとか顔がいいとかの方が
アイドルとして安定しますが、
SMAPの中居君なんかを見習うと
他人と違うアウトプットできる人のほうが
AKB卒業後の立ち回りなどうまいかもしれません。

UNIX哲学 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/UNIX%E5%93%B2%E5%AD%A6

早すぎる最適化はすべての悪の根源である。

(実行前に)
プログラムがどこで時間を消費することになるか知ることはできない。
ボトルネックは驚くべき箇所で起こるものである。
したがって、どこがボトルネックなのかをはっきりさせるまでは、
推測を行ったり、スピードハックをしてはならない。

計測すべし。
計測するまでは速度のための調整をしてはならない。

こちらが原典ですかね?
実行して計測するまで予測で努力してはいけない。
目の前の10点を稼ぎたい気持ちは、
身にしみて分かるんですけどね。

本来その時間で100点稼げるところを計測しないといけないわけで。
だから第2領域の努力はプラス10点ではなく、マイナス90点なんだ
という、広い視点で自分の行動を判断しないといけないのでしょう。



追記:なんかいろいろ反論きた

緊急性とインプット・アウトプットは代替できないはず。


確かに緊急性と、インプット・アウトプットは別ベクトルなので、
7つの習慣とは別の表と考えて欲しいですが、、えっと、、

緊急緊急じゃない
重要第1領域
アウトプット(10点)インプット(1点)
目標と関係ある(10点)10x10=100点10x1=10点
目標と関係ない(1点)1x10=10点1x1=1点
ちょっと重要第3領域第4領域

こうですかね?

お、なんだか遅延評価の原典である関数型っぽくなったような。

第2領域の中にまた第1領域がある。
そのまたさらに、、という見方もできるでしょう。
これなら納得じゃないでしょうか?

基礎や準備を否定しないで欲しい。

いや僕も自分で書いた最初の2記事を否定するつもりはないです。
ただそれだけを基準にしては、
重要な基礎や準備があまりに多すぎて本末転倒なので
もうひとつのマトリクスを作りました。

例えば
Macどころか、MS-DOSの代わりにもならないWindows1.0
ネットスケープより使えないIE1.0
一太郎よりクソなWord1.0
Lotus123より出来の悪いExcel1.0
使うほうが効率悪いDiretX1.0(当時はGameSDK)
HDDぶっこんだだけで、DRMも耐震装置もない初代iPod
ガラケーより使えないiPhone2G
(日本未発売。必要だった本格的なエコシステムが廻り始めたのは3GSぐらいから)
その他ソーシャルゲームWebサービスなんかでも
基礎や準備は、走りながらでも、
売れて後からでもやってるわけで、
アウトプットを先にしない理由にはならないですよね?


スティーブ・ジョブズの有名な卒業式辞で、
点と点を繋げる話があります。
大学でやった準備はきっとあなたの人生で無駄にならないと。
もちろん人生の何かには引っかかるでしょう。
卒業式辞としては素晴らしいです。

でもこれはタイポグラフィ以外に、
大学生活の8割がMacに組み込まれることになった
ぐらいの点が繋がってないのなら、成功者バイアスの話。
(振り返ったとき良いことだけ関連付けて覚えてる)

この記事であえてジョブスを引用するとしたらこちらでしょう。

37Signals - GettingReal
http://gettingreal.37signals.com/includes/jpn.php

『僕たちには1000のアイディアはいらない』

スティーヴ・ジョブスが何人かの独立系レコード会社の人に
iTunes Music Storeのちょっとしたプレゼンテーションを行いました。

彼らが手を上げて「それはxはできるの?」、
「あなたはyを追加する予定ですか?」と尋ねたときのこと。
ついにジョブスは言いました、
「待ってくれ、待ってくれ ― 手を下ろしてくれ。いいかい。
君たちがiTunesに入れることができる
1000のクールなアイディアを持っているるのは分かっている。
もちろん僕たちもだ。
でも、僕たちに1000のアイディアはいらない。
それはみっともないよ。
イノベーションは全てのことに対してイエスと言うことじゃない。
それは最も重大な機能を除いて、全てにノーと言うことだよ。

これはジョブスの中で、
それぞれが欲しい10点をあえて追わず、
100点に近いことだけに集中する癖がついてたんじゃないでしょうか。

「意識高く努力し続け成功し続けねば死後地獄に落とされる」ぐらいの宗教的強迫観念を感じる。安全な日本で美味しい飯食って良く眠れてれば既に十分幸せだというのに。

???
僕はこの記事で何度も「努力するな」と書いてるんですが。
10倍効率高ければ、その努力も10分の1で済むでしょ?
一生の恥より、一瞬の恥の方が長い目で見てずっと楽でしょ?
わけわからんこと言ってたらリストラされて美味しい飯も食えなくなりますよ。


、、、ふむ。
長すぎる本文に分裂勘違い君の引用を最後にもってきたから、
間違った方向へ結論を印象づけたのかもしれません。
それなら記事前半の改変YAGNIの方が言いたいことに近いです。

You ain't gonna need it!

今その努力は必要ない。

YAGNI(ヤグニ)

成功のためにはこれだけ必要となるだろうと予測の元にした努力は、
実際には10%程度しか有効じゃない。
したがってそれに費やした時間の90%は無駄になる。

あなたの人生の時間は貴重である。
あなたの時間は単に努力するためではなく、
現実の問題に集中するために使うべきである。

余計な努力があると我々の仕事が遅くなり、リソースを浪費する。

結局その努力は必要ないかもしれない。
もしそうなったら、あなたがその努力で実装するのに費やした時間も、
他のみんながそれを応援するのに費やした時間も、
その努力が占めていたスペースも、すべて無駄になってしまうだろう。

夢をすばやくかなえるために最も良い方法は、
あまり努力をしないことである。
失敗を減らすために最も良い方法も、
あまり努力をしないことである。

反論はこんなところで。
ではでは。



関連:

「スキルなし・実績なし」 32歳窓際エンジニアがシリコンバレーで働くようになるまで
http://www.slideshare.net/t26v0748/tech-crunchhackathon-20131111expanded


37Signals - GettingReal
http://gettingreal.37signals.com/includes/jpn.php