teruyastarはかく語りき

TVゲームを例に組織効率や人間関係を考える記事がメインのようだ。あと雑記。

脳を活かす勉強法

脳を活かす勉強法
脳を活かす勉強法茂木 健一郎

おすすめ平均
starsドーパミン
starsいいと思うけどなぁ
starsマスコミ御用達学者のやっつけ仕事
stars共感しました
stars共感できました。

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オススメというわけじゃないが、、、
中にある「鶴の恩返し勉強法」ってのをネタに、ちょっと記事を書いてみる。


本を読んだ感想としては凄く納得がいくものの、
とても平易な書き方で、
「特別な魔法」みたいなものにも、「この視点はなかった!」みたいな気づきも感じにくいから
まあ、だからああいうアマゾンレビューになるのだろうw


著書では、中学から大学まで、上の下ぐらいからスタートした茂木さんの成績が
学年トップに至る勉強法をいろいろ書いている。
(上の下ってのがすでにトップクラスなんだがw)


簡単に言うと
とんでもない量とスピードを脳が苦しいという刺激のところまで与えて
それに脳が慣れてその物量を突破してしまえば
どんどん脳が強くなっていくというもの。


それには恩返しの鶴のように、
毎日この時間でこれだけは終わらす!
というタイムリミットを「自分で」決めてガッと集中してやる。
人に決められたタイムリミットにはそもそも選択権がないので
ドーパミンがでないそうだ。


細切れ時間でさえもパパッと仕事を片付けたり、少しでも進めたりする
脳の切り替え方にも関係するとかなんとか。


そんな感じの本。



僕は努力は否定するが、こういうのは嫌いじゃない。
量とスピードを詰め込んで、限界を突破するのは楽しいからだ。
限界を突破できないときが苦しいのであって、
この点でやはり他人にタイムリミットを設定してもらいたくない。


とすると、いかにお客や上司に対して
コントロール権限を得て立ち回るかというディベートの話になるが、
今回は割愛。(WinWinにもっていけるよう、みんなうまくやってくれw)



とにかくヒマだ、
仕事がつまらない、
刺激が欲しい、
もっとワクワクしていたい、
自分のやりたいことはなんだろう?
こういう病気に対してもっとも効果あるのが、
この本の勉強法。


こういう病気にかかってる人は
知らず知らず自分で、自分の限界をセーブしてる。
脳が苦しいのを避けようとするあまり、
全然加速できないで、ローギヤで国道を走ってるようなもんだ。
当然燃費効率は最悪。


しかし、自分の周りでアグレッシブに活動してる人たちを見て欲しい。
ネットで活躍してる人や、成功者と呼ばれる人でもいい。
彼らはかなりのスピードで走っている。
その苦しさを突破したところにいる。
自分の限界のひとつ先は苦しいどころか楽しいのを知ってるからだ。
彼らは高速道路を6速で走ってるので、燃費効率もいいし、楽しい。
もちろんプライベートも同じように限界を目指して暴れるので楽しいw
細切れ時間だって、自分なりのタイムリミットで達成感を毎回得ている。


そうやって、常に自分のモードスイッチをターゲットごとに切り替えて、
休むときはきっちり休むという、限界突破スタイルはいいよねっていう話でした。