主語を小さくまとめる。それが「今の」「俺の」「考え」。

最近よく使う言葉「それが今の俺の考え」。
「それが今の考え」でもいいか。

これ、なんの意味があるかというと、意見する時、主語が大きい案件を「あくまで俺の考え」であり「一般化するつもりはなく」「賛同を呼びかけるわけでもなく」「さらに今後、考えが変わるかもしれない」という、あくまで一人の意見、あくまで現時点での意見、個であり、移り変わる今の意見である。と、主語を個人としても時間軸としても小さくするまとめの言葉である。


ネットの炎上案件はだいたい「日本人は」「男は」「女は」「はてなは」とか主語がカテゴリ全体を含めて指摘しているので、ほんとはいろんな日本人がいて、ほんとはいろんな男がいて、ほんとはいろんな女がいて、ほんとはいろんなはてなユーザーがいてもすべて一般化してしまう。

そこから正論を掲げ「はてなユーザーは反省すべき。謝罪して改めなければいけない。」と断言すると炎上しやすい。非のないこちらまで勝手に巻き込まないでくれと。

主語を小さくするため「一部のはてなユーザーは」とか「IDxxxxx」はとかどんどん限定していく方法もあるが、それは薄く広い全体攻撃ではなく集中して強い攻撃になるのが難しい。特定の人と変に論争したくない人だっているだろうし。

炎上案件で掲げられる正論というのは
「私は常識的であり一般的な考えの代表である」
「私の意見に常識人はほぼ同意するであろう」
「私の視点を知らなかった人は常識を学んで同意して欲しい」
「私の姿勢や論理は常に一貫している。当然今後もブレない」
「私は正しいことを言ってるので批判は受け付けない」

といった正義感と自信とプライドにあふれている。
だから主語がどんどん大きくなる。

しかし俺は自分を疑ってしまうし、あまり自分の正しさを信じてはいない。
なので過去に「こうもしれないし、ああかもしれないし、もしかしたらそういう可能性もある」「犯人は20代~40代の男性。あるいは50代より上の男性」みたいな書き方をよくしていたのだが、それじゃ何がいいたいのかわからない。

意見はある程度絞って自身を持って断定したほうがキレがいい。
読む方もそうしてくれたほうがわかりやすいし、楽。

批判するにも
「これは一般、常識的な考えの代表ではなくあくまで個人の意見である」
「同意を求めるものではない」
「自分の姿勢や論理が一貫してるとも限らない。今後考えが変わることもある」
「とはいえ今はこう考えてるとは断言できる」
「正しいとは限らないから、俺への批判はご自由に」

これらのメッセージをひとまとめに、最後に主語を小さくまとめようとしてでてきた言葉。
それが今の俺の考え。